2021年4月2日金曜日

哀愁のラストシーン(イカちゃん11号)

イカちゃんロケットSN11の打ち上げから数日経ってしまいました.今回の打ち上げはあまり話題にならなかった気がします.

今回の打ち上げは天気が悪く、地上は霧で何も見えない中で打ち上げられたようです.TEXASの乾燥した土地でもあんなに湿潤な日もあるんだなと思いました.おかげで機体の挙動は何も見えませんでした.今やデータリンクが完備しているので望遠カメラで追跡する必要はないのですかね.見物客としては晴れた日に上げてもらえると特撮SF映画っぽくて楽しいのですが.

てなわけで今回のSN11は打ち上げを映像で楽しむ要素がまるで無かったので、youtubeでも話題性が地味だったように思われます.

エンジンルーム画像が唯一のお楽しみでした.

しかし、、、space-xのコントロールルームの人々には打ち上げてまもなく「あー今回はアカン」な雰囲気が充満してたのではないでしょうか?
↓これはT+26Secです.配管からガス漏れして火を噴いてます~.見るだにキツー
それでも高度10kmまでは順調に上がり、滑空して高度を下げるのも順調でした.

↓ですが、T+5:49、着陸のため船体起こしのエンジンスタートで爆裂したようです.これがラストシーンです.この直後にデータリンクが途切れました.

射場にはSN11の破片がバラバラと落ちてきたけど、霧で何も見えませんでした.建物は破片による被害を受けたようです.
←のしイカ

かしこ

4 件のコメント:

  1. 人が乗れるようになるのは、いったい何時になることやら...。

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    1. ミサイルの試射みたくやたらローンチしてますね.もとい、北朝鮮のミサイルというべきか.

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    2. 地上固定カメラの影像でも閃光が見えますし、ほぼ直後に破片も降って来ていますので、そうとう低い高度での爆発だんでしょうね。不謹慎ながら・・・コレは引きで観たかったですなぁ。

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    3. 着陸逆噴射って高度1000m切ってるぐらいかもです.

      「霧の射場」とは演歌の心がありんす.

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