2021年4月3日土曜日

石定盤 自作3Dプリンタ、ベルトテンショナー

3Dプリンタを作ろう!

3DPファンの皆様におかれましては、コロナ戒厳令の無い、つかの間の平和を楽しんでいらっしゃる事と推察いたします.

わたしは自作3DPのリードスクリュー駆動→ベルト駆動への変更設計をやっているところです. →前回

当連載で「ベルト駆動って設計がかったるいのでイヤ!」と何度か述べましたが、今回はそんなベルトルトじゃなかったベルトヤダの理由の一つについてです.

ベルト駆動にはベルトのテンションをどうやって張るのかという課題が生じます.ゆるゆるガバガバのベルトだと精度が低くなってしまいますから.

わたしが最初に設計して、未だに完成してない超大型3DPには、こんなtension機構を設けました.ベルト受けプーリー軸をM3ネジで押して張る構造です.これでも機能的には成立しますけど小さくて複雑でかったるいです.こんなのはイヤだ.

↓今回tension機構として試してみたのは市販品のスプリングです.左のスプリングをぎゅっと開いてベルトに絡めてtensionを生じさせます.これですとプーリーは只のFIX構造で済みます.これは快調です.
↓引きの写真.ベルトは6mm幅を使っています.
↓設計の留意事項として、ドン付き位置で20mm程のスプリング退避エリアが必要になります.

↓スプリングはAmazonで20ヶ¥500ぐらいでした.こんなにたくさん要らないんだけど.→こちら

ネットには別の構造のテンショナーも紹介されています.お好みでどうぞどうぞ.

かしこ


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