BlackFin DSPいじりを再開します.ADCを接続するのが次のお仕事です.
MCP3561というICを使おうと思います.24bit 150kspsというSPECなので実験には使えるのと、Audio用途じゃないので余計なHPFとか入って無さそうだから.マルツで¥1000ぐらいと、まぁお手頃価格.↓先日のこの写真がそれ.
実装しようかとdatasheetを読んでいたら、MCP3561は使えないと判明しました.153kspsだと16bitになってしまうんです.プリント基板も作ったのに丸損でぇす.こうゆうしくじりはよくある.
なーんも考えずにTIのPCM1804(24bit 192ksps)を使えば良かったかも.
PCM1804なら持ってたよなと探したら、、、手持ちはPCM1803でした.こちらは24bit 96kHzなんですが、とりあえず火入れには使えるでしょう.プリント基板を作ります.
AliexpressにPCM1804を注文しましたが本物なのかは知りません.
かしこ
>153kspsだと16bitになってしまう
返信削除このADC、どこにも「16Bitモード」なんてねーよな?
と、思ってよく見たら、
・オーバーサンプリング率と SINC フィルタの関係
のところで、OSR=32 (And MCLK=20MHz) の時は、
・実質分解能は、16bit になる
って、「しれっ」と書いてありますね・・・
※まぁ、データとしては「24bit」は出て来るけど、「下位 8bit は、線形性が保証出来無い数字になる」ということなのでしょうね・・・
(ノイズシェーピングが間に合わなくなるんだろうな。下位 8bit は、波打つというか、リニアでなくなる、と言うか。)
※前にも言いましたが、実際には「他の回路的な制約」で、殆ど「問題なく使える」とは思いますが、多分、現実的には、
・歪率の増加とかに表れるんだろうな・・・
(それでも、16bit ≒ 96dB の分解能はあるから、目に見えて悪い値が出るとも思えないですが。耳で聞くと「ノイズっぽく聞こえる」かな?
まぁ、そもそも、このDACは、オーディオ用じゃなくて、計測用途みたいですが。)
※ノイズ仕様のところを見ると、OSR=32 の時は、通常時より、
・ノイズが 100倍くらい増えて
いますね。だから、下位 8bit = ほとんどノイズ ということになるのか。
つか、「最大 OSR 以外」では、24bit の分解能出てねーじゃん・・・
まぁ、Δ-Σ 型ADCは、原理的にそうなることは避けられませんが。
そうなんです.よーく読むと、24bitまで出ないという罠.
削除オーディオじゃなくて計測用ゆえに、gain変更とか便利機能がついてて良いのですが、16bitじゃ足りないなぁ.
がくっ...