2024年10月31日木曜日

ガールズバンドクライ研究 トゲトゲ海外進出 手島本 BD5巻

ガールズバンドクライ成分を輸血します.

twitterに流れてきた情報によると、トゲナシトゲアリが海外LIVEをやるそうです.
韓国のイベントのようです.
 【韓国】KINTEX HALL 〈2024/11/8〉
なんだもうすぐじゃん.
KintexってXILINXのFPGAシリーズと同じですが、スポンサーがXILINXだったりするの?

11月2日はDOME CITY LIVEで翌週は韓国とは忙しいですね~

そこでキミ達の任務だが、まずはパスポートの有効期限を確認し、有給休暇を申請し、韓国へ行くべし.チケットは当局が用意する.なお買いすぎたグッズで身動き取れなくなっても当局は一切関知しないのでそのつもりで.

ーーーー
夏コミケで売られた「手島本」が届いています.
手島イラストだけでなくアニメの素材も盛り込まれています。EDの素案も掲載されてる.手島さんは東映動画に行って毎話のレイアウトや表情画を描きまくってたそうですのでその時の素材なのでしょう.
↓これは#8ですよね
↓桃香さんの髪の長さが左右で違うのは、ヘアアイロンで焦がした説.

本屋に行かなくなっちゃったので知らんのですが、CG系雑誌でガルクラ特集とかないのかしら?

ーーーー
BD5巻が届きました。神回第8話収録です.

ガルクラ広報担当者によると、twitterがバズる様になったのは諏訪の7話以降だったそうです.

ひら的には、、、
1〜5話はこんな暑苦しい物語をよく作るな、と驚きつつ冷静に観てました.
6話で戦闘員ルパが登場し、5話までの田舎コンプレックス話からプロデュース論に切り換わって面白味がグッと増しました.
8話が本作の演出上のpeak回で、「うわわっこれは優秀作品だ」とノックダウン状態になりました.

「主人公の成長を描く」という企画はホモ・サピエンスの快感原則ゆえよくあるものですが、成長というのは結果にすぎないと思います.本人の体感としては「がむしゃらに突っ走っただけ」が実相であって、後に振り返った時に壁を超えたのはあの時だったかもしれないと気づくようなものでしょう.
8話で桃香をビンタしたり、逃げようとする桃香を許さないのは仁菜の暴走です.そもそも「自分が負けてない証明」の方法論が「桃香と一緒に勝ち上がる」なのだから、仁菜のプランは無茶苦茶です.
でも現実はそんなもんです.個人のルサンチマンが周囲を巻き込んで転がってゆくケースはよくあります.わたしも「このクソ設計死ね!オレが作り直してやる」っていうルサンチマンで設計してました.
ガルクラ脚本の凄みは、主人公仁菜の暴走過程を、本人視点と大人視点の対比を交えつつ愛情をもって描いたところだと思います.結果としてそれは仁菜の成長物語でした.古典的な作劇法ではありますが、超優秀です.

↓運命的に集った各位の切実な関係性.重層的で脱帽です.

↓そしてこの目だよ.texureだろと思ってたけれど、スタッフインタビューによるとmodelingだそうで、クレイジーな手間がかかってるTVアニメでした.
従来の3D製作は手描きの補完物でしかなかったけれど、ガルクラは3Dの存在理由を示した初の作品になりました.

最後に、日本のアニメのturning pointを成した作品を挙げると、この4本だと思っています.
 宇宙戦艦ヤマト
 機動戦士ガンダム
 エヴァンゲリオン
 ガールズバンドクライ

ガルクラの伝説は終わらない

かしこ

0 件のコメント:

コメントを投稿