ジンアンドトニックのマスターからおごそかなメールが来ました.
「すごい酒が来たので、貴殿に飲む権利を与ふ」
なんでしょ?ってことで、2K氏と新橋へ.
↓これはもらったボトルを自宅で撮影した写真ですが、
右:ミルトンダフの空ボトル、わたしの大好物
中:生まれ年である1964年物のワインの空ボトル、味は劣化していた
左:すごい酒ってやつ
↓すごい酒のラベルを拡大
エビスビール、マイスター・ザ・ロイヤルリーフ と書かれています.
しかも瓶がまるでワインボトルみたいで、おおよそビールに似つかわしくない風情です.
EU産のであるんですけどね、こうゆうボトルのビールって.そして値段は高い.
この特製エビスの価格はなんと¥3000ですって.う~ん、と言ったきり固まってしまう高価格です.ちなみに750ml入りでした.
マスターは2本仕入れて、そのうち1本の権利をヒラサカにくれたというこの栄光.
その日は空腹でジンアンドトニックへ行き、最初の一杯でスーパーエビスを飲むことにしました.ひら、2K氏、マスターで味わいます.お酒の専門店ですから温度管理もばっちしです.一人当たり300mlほどの割り当てのグラスを3回ぐらいに分けて口に含みます.
おおっ、これは旨い.
しかもこの味ですか!
わたしが恐れていたのは、フルーティな吟醸酒的方向性だったらなんか嫌だなと思っていました.それだったら濃いプレモルになっちゃうもん.輸入ビールや地ビールではよくあるIPAビールと類似では残念でもある.だがその方向性ではありません.
マスターは、黒ビールな方向性を恐れていたそうです.それもあって2本しか仕入れなかったとおっしゃっていました.ちなみにこのハイパーエビスは2018年から始まったらしいです.黒ビール傾向ではありませんでした.
そんならどーゆう方向性なのかというと、エビスの味をキープしているんです.
かといって、麦芽とホップを濃くしただけではなく、エビスのエビスたる味を濃厚にしつつも安易に苦味に走ることなく、味わいは飽くまでもまろやかさを基調としています.
プレモルだと中ジョッキ1杯で飽きてしまうわたしですが、このエビスは濃厚であるにもかかわらず飲み飽きないと思います.中ジョッキ2杯はペロッと飲んじゃいそう.
大瓶1本¥3000の製法とはどんだけ手間がかかり、どんだけ歩留まりが悪いのか知りませんけど、この味で330ml ¥350で売ったら大ヒットするんじゃないかな?
あぁ、また飲みたい.ガーデンプレイスで飲めたりしないかな.
かしこ
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