「パワー負けしている」とはアニヲタにはお馴染みの表現であります.
わたしはいままで自室でParcAudioの8cmユニットを使ってきまして、sub-wooferと組み合わせて使っていてとくに不満は無かったのですが、リビングに壁付けで使うスピーカーを調達したくなり、それを機会にsub-wooferが不要で済むような少し大き目のfull range unitを試してみました.
ParcAudio DCU-C131Wを密閉型10リットルのエンクロージャに軽く入れて鳴らしているところです.
「こいつ、パワー勝ちしている」という状況.....
DCU-C131Wについて軽く説明します.
13cmウッドコーン
中心にツイーターを内蔵している同軸型スピーカー
インピーダンス:6Ω (TWは8Ω)
再生周波数帯域:48.6Hz~25kHz
最低共振周波数(Fo):48.6Hz
フェライトマグネット
価格は、コイズミ無線で5%オフ券を使ったりして@¥14000ぐらいで買えました.
同型でケブラーコーンのDCU-C131Kというのもありまして、値段もほぼ同じなのでどっちにするか迷いましたがウッドの音を聴いてみたくてウッドコーンにしました.
networkは使わずに、ツイーターに2.0uF直列で鳴らしています.
もう8cmには戻れない、軽自動車と3ナンバーぐらいの違いかと.ベースもドラムスもどかーんと音が出てきます.
ただし、、、満足に鳴らすのに苦労をしています.軽自動車に2000ccエンジンを載せてしまってパワーがありすぎて困っているみたいな.
スピーカーコーンの振動を目視できるぐらいの音量をブチ込むと、アンプが負けてる気がするんです.ドラムスがバンッと鳴った瞬間にバックグラウンドの音がかき消されているか、または分離が悪くなったような印象です.
それで以前から改造しようと思っていたことなんですが、アンプのIC(TA-2020)の電源ピンに10000uFを追加しました.少し改善した気がしています.
試聴を続けます.試験運用なのでフロント板とunitのネジ止め箇所がそれぞれ2箇所だけというテキトーさでした.そのためにフロント板がunitのパワーに圧されてぶるぶる振動しています.こりゃダメだってことでちゃんと固定しました.
さらに気づいたのが、12mm合板製のエンクロージャ自体がぶるぶると振動してやがる.こんな厄介事は8cmの時には無かった.エンクロージャ作り直し決定です.
まだあって、スピーカーを置いた机までもが振動しているんです.除振のためゴムっぽいシートを挟みました.
最終的にこのスピーカーをカラオケBOXのごとく壁付けしたいわけなのですが、なんか憂鬱な未来が見えます.壁ごと家が震動するんじゃないか?
「こいつ、パワー勝ちしている」
かしこ
いやほんと、平坂さんは凄いなぁ・・・
返信削除「エンクロージャ」に凝り出したら、もう立派なオーディオマニアですね・・・(誉め言葉です)
「振動(ビビり)対策」は、いろんな人がいろいろ試してて、鉄の塊から、はては「コンクリート」
まで、色々あるみたいですが、建築系にも強い平坂さんなら、むしろ得意分野かも。
ところで、「出川式電源」って、ご存知ですか?
私も最近知ったのですが「音が良くなる」らしいです(一応、特許もとっているらしい)
能書きを見ると、それっぽい解説はありますが「ホントに、そんなのが寄与してるのか?」
という疑問もあります。(ネットで調べると、賛否両論ある)
効果があるなら、まさにこのシステム(ハイレゾ、ハイパワー)向きのネタですが。
コンクリは得意です.うそー
削除出川式電源は初耳でした.特開2015-208206 ←これみたい
削除リップルを低減できる整流回路(半波整流かなと思うけどちょっと不明).
整流回路内に時定数があるっぽい気がするので、とある消費電流でピンポイントに効くとかそんなかも.
おもしろそうなので解析してあとで当ブログの記事にしようと思います.
採用(笑)ありがとうございます。一応、電気回路理論は一通り解るので、
返信削除1.電源の平滑コンデンサは、充電/放電を同時に行うことが出来ない
(電流は、同時には一方向にしか流せない)
2.ダイオードには、順方向電圧と逆回復時間がある
3.上記により、電源から供給できる電流は「ブツ切り」になっている
4.出川式電源は、上記の問題を解消出来る。
と言われると、そんなに「オカルト」でもないんですが、現実の回路は、
「コンデンサ一個」のワケないし(解析とかで、テブナン/ノートンの定理とか使って、
そういう形にしてシミュレーションすることはありますが・・・)
「ホントに、そんなのが寄与してるのか?」と言う感じがします。
まぁでも、百聞は一見に如かず。続報待ってます!
りょりょりょのりょ
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