2020年10月12日月曜日

TENET 2度目はIMAXレーザーGTで鑑賞

2度目のTENETを観ました.

2度目のTENETはIMAXで観ようと思いました.IMAX初体験です.
池袋にあるIMAXレーザーGTはIMAXでも特別な、東京大阪にだけある設備だそうです.メガ粒子砲とハイパーメガ粒子砲ぐらいの違いがあるみたいよ.チケットは平日でも毎回混んでます.中央寄りの座席はすぐに売り切れてしまいます.

IMAX GTのチケットは¥2500であり、ハイパーメガ粒子砲割増600円となっています.その価値はあったか?

シートは厚くて柔らかくて高級っぽいです.
スクリーンは極めて巨大です.中段の席を買いましたが、水平視野角110度ぐらいです.視線はかなり見上げ.これは後方シートにしておけば良かったか?

TENETの画像は、コントラスト強め、黒沈み、彩度下げめ、付加ノイズ多めです.池袋のIMAX GTはレーザー光源だそうですから暗部再現性の良さに着目しようと思います.
スピードの速い音も今時のハリウッドアクション映画ではお馴染みです.ここの音はどうかしらね.

新作予告ではスクリーンの周辺が暗くて先が思いやられましたが、IMAX上映に切り替わったら隅々まで均等かつfocusバッチリでした.苦しゅうない.
暗部再現性は、TENETのベタッとした暗部はIMAX GTでも不変でした.
レーザー光源だと色空間も広いと期待されます.しかしTENETは彩度が低いので、鮮やかな赤が素晴らしいというような感想は持ちませんでした.

IMAX GTでは、垂直サイズがIMAXカメラの視野全部を表示できるのだそうです.IMAXカメラのアスペクト比は約4:3です.それで、上映中に通常モードのアスペクト比16:9とIMAXの4:3がビシバシ切り替わるんですよ.IMAXってそうゆう仕組みだったのね?
(古い宇宙戦艦ヤマトで可変アスペクト作品が在ったような記憶があります)

画像クオリティ的には、もはや通常モードには戻れないとの感想を持つほどIMAXに惚れはしませんでした.

それよりもここの劇場の音が良かった.爆音の再現が、あともう一歩で衝撃波の域まで到達するぞと言いたいくらいです.

IMAX GTの感想はそんなとこでした.¥2500だと少し考えてしまうかな.

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TENET2回目の感想としては、わたしが本作を好む理由が分かりました.

1つは、テンポです.
fake作戦→指令→逆行研究所→インド→英国、、、この手短な説明と展開が必要十分でとても心地よいです.

2つ目は、セリフが硬質でカッコいい.
わたしはmatrix3のネオとアーキテクトの難解な会話が好きなんだけど、TENETの会話は全編がアーキテクトとの会話みたく硬質で難解で心地よいです.

3つ目は、言うまでもなく時間逆行の描写です.
ラストの戦闘は圧巻の出来です.逆行する爆発に閉じ込められて死ぬ描写だとか、ブルーチームなのに動きがレッドだったりとか、うーむクール.

もっとも、時間逆行の設定はかなりご都合主義的だとは思います.恐らくSFヲタクには受け入れ難いのではないか? わたしはSFヲタじゃないので構いませんが.

なお、2度目でも70%ぐらいしか理解できてないと思います.

3度目はBDが出るのを待つつもりです.

かしこ

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