3DPで構造物を作ると、シャフトやらボルトを挿入したくなる場面があろうかと思います.わたしの自作3DPでもそんな箇所ばっかし.
ここで問題認識ですが、3DPで形成した穴径はまことにアバウトでありまして、たいていは穴径が小さくなります.どれだけ痩せるかはフィラメントによるのはもちろんですが、印刷時の部屋の気温にも依存するでしょうし、8±0.05などという精度は望むべくもありません.穴径の痩せは経験上0.4mmぐらいあるかな.
↓なので、3DPで形成した穴という穴は、このようにドリルで仕上げる必要があります.
↓例えばこの部品には、M8ボルトと8mmシャフトとを貫通させる必要があるので、M8ドリルで仕上げ削りします.しかしそれでもキツキツで全然挿入できません.8.1mmや8.2mmのドリルを使えばいいのですが、そんな細かい物は持ってないわー
↓どうするか? 短い8mmのシャフトをインパクトドライバに装着します.ガーッと回すと摩擦熱でアッチンチンになってPLAがほどよく溶けてシャフトの寸法に合います.すぐにシャフトを抜き去ってはいけません.そのまま冷めるまで放置すると、パッチリな穴径が出来上がります.【おしらせ】
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>摩擦熱でアッチンチンになってPLAがほどよく溶けて・・・
返信削除プラスチックには、”摩擦溶接(溶着)”って手法もあります。
超音波溶接機欲しいです(・・・高価)。
ABSもPETもアセトンに溶けます。PETはアルコールもダメです。
おはよーございます
削除金属の摩擦溶接ってのもあるみたいですね.赤熱するくらいなので温度はとてもアッチッチなんでしょうけど.