石定盤の上に構造を建てる自作3Dプリンタの3号機MkIIが完成したので設計資料を公開します.こちらにfusion360 CAD filesを置きました.
外買い部品は概ねこちらで網羅しているのでご覧ください(一部抜けもある).
以下では各部の説明をします.
追記:Amazonでフィラメント激安祭り中.なんじゃこりゃぁ?
全景
Y軸全景
Y軸、モーター部
モーター(NEMA17)の取り付け方法は、発熱でPLAが溶けてしまうのを避けるためPLAへの直付けはやめて、厚さ5mmのアルミ板にモーターを取り付けました.
プーリー軸はM5なのでボルト・ナットもM5です.ベルトのテンションをここで調節します.締結トルクが大きいのでPLAが陥没しないよう25mmのワッシャを使います.
2つのリニアベアリングを納める15mmの穴があります.突き出した棒にベルトを固定します.
Z軸、天端
リードスクリューに608ZZのベアリングを使います.3号機MkIIではリードスクリューの上下をベアリングで位置決めすることにしました.それに伴い、カップリングはスリット型にしました.(リジッドカップリングは偏心する場合があったため採用をやめました)
X軸、プーリー部
ベルトテンションを調節します.PLAが陥没しないようM5x22mmのワッシャを使います.
X軸、ベアリングホルダ、hotend
発熱するhotendはアルミ板に取り付けます.遮熱のため紙エポ基板を挟んでPLAに締結します.写真には映ってませんがベルトテンショナーを使います.ベルトクランパのCADデータは変な形状ですが、造形が細いのではみ出した部分を切断する前提の印刷形状です.
Extruder部品
FAN取付部品.
CPUの台座
【おしらせ】
pdfをダウンロードしていただけます.全36ページ.
3DP印刷部品のstlファイルを無料ダウンロードできます.
Marlinのvscode project folder詰め合わせも無料ダウンロードできます.
まずは無料立ち読み版をご覧になってはいかがでしょうか.(pdf)
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