シン・ウルトラマン観ました

今週は忙しい。

シン・ウルトラマン、ピングドラム、バブル と３本も観なくちゃいけない。

まずはシンマン観ますこれから。

感想は後ほど。ネタバレで書くと思います。

TOHO渋谷待ちロビーの客層は、ジジイ、若い女性少々、あまり若いとはいえない男子少々、カップルゼロ。ちなみに今は月曜日午前。

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見終えました。

シンゴジラの最終興行収入８５億円ぐらいだったはず。シン・ウルトラマンの最終興行収入は４５億円です。

理由はカタルシスが全く無いのでバズリはしないからでぇす。

またのちほどー

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帰宅しました．以下ネタバレなので読んではいけません．

＝＝＝＝ねたばれ＝＝＝＝

冒頭、既に５～６匹の怪獣が日本だけに出現、被害多数、科特隊が組織されている事が語られる．後でメフィラス星人によって明かされるのだが、怪獣は先史時代に地球に置き去りにされた生物兵器で、環境破壊によって目覚めたのだった．

科特隊は現場で怪獣退治の指揮を執るが、科特隊のメンバーである主人公は未知の人型宇宙人の着地の衝撃で死んでしまう．人型宇宙人は後にウルトラマンと名付けられる．ウルトラマンは子供を守って死んだ人類に興味を持ち、融合したのだった．

ある日科特隊の面前にザラブ星人が現れる．目的は人類を滅ぼすこと．ザラブ星人は邪魔なウルトラマンを排除するために偽ウルトラマンを暴れさせるが本物のウルトラマンが撃退する．ザラブ星人は主人公＝ウルトラマンであるとyoutubeでバラしてしまう．

次に科特隊に現れるのはメフィラス星人．メフィラス星人の目的が本作の中心である．メフィラス星人は公園のブランコや居酒屋でウルトラマンを口説く、

「ウルトラマンが人類と融合してベータシステムによる巨大化を実証した．地球人は数10億人もの巨大兵器足りうる星だ．一緒に地球を支配しよう」

ウルトラマンは拒む．

「人類の主体性に任せるべきだ」

交渉は決裂する．

メフィラス星人は科特隊の一人を巨大娘にして東京に出現させ、「異星人の攻撃から地球を守るためにベータシステムを提供する」と取引を持ち掛け、日本国政府は調印式を行う．しかしウルトラマン＋科特隊が調印式を妨害し、メフィラス星人vsウルトラマンの戦闘になるがメフィラス星人はゾフィーの来訪を察知して撤退．

ゾフィーとウルトラマンの会話で地球人の運命が決する．

ゾフィー「数10億の戦闘兵器を宇宙に放つなど許さないので地球を滅ぼすことにした．そのためにゼットンを連れてきた」

ウルトラマン「わたしは地球人の味方をする」

交渉は決裂する．

軌道上に現れたゼットンは1kmほどあろうかと思われる巨大ビーム兵器．

ウルトラマンの攻撃は効かず、ウルトラマンは地球へ墜落．

もはや成す術のない人類．

ウルトラマンが科特隊に置いて行ったUSBメモリには、ベータシステムの理論が書かれていた．ウルトラマンの遺言は「人類の力でベータシステムを作りゼットンを退けるのだ」．

ゼットンが攻撃態勢を整えた頃、ウルトラマンは目覚める．死にに行くところを科特隊に止められ、ゼットンの１兆℃の光球発射と同時にスティックを発動させればエネルギーを高次元空間へ飛ばして消し去る事ができる．

軌道上でゼットンとウルトラマンは相打ちになる．

ウルトラマンのところへゾフィーが現れる．

ゾフィー「M78へ戻ろう」

ウルトラマン「わたしは地球に残る」

ゾフィー「そんなに地球人が好きになったのか、仕方ないな」

地球人の姿で科特隊の面々の前に戻ってきたウルトラマン．

fin.

より詳しくは劇場で確かめてほしい．

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以下は感想です．

徹頭徹尾、人類はなにもできません．

徹頭徹尾、ウルトラマンの個人的な地球人への愛着だけが物語の根幹です．

それ以外には人間ドラマや人類の叡智などの要素はありません．

山手線の南半分が焼け野原になるような事はありません．

ベータシステムを作ってヤシマ作戦をするとかいう展開はありません．

それゆえ、カタルシスは無いんです．カタルシスさえあれば良い映画だとは言わないけれど、興行収入がバズるにはカタルシスは必要条件です．

予想してたよりも軽い映画でした．テーマ性もほとんど無いです．そしてたぶんあまり制作予算はかかってない．

興行収入についての当初予想は、、、シンゴジラの最終興収が８２．５億円ですから、シンマンがすげー面白かったら８０億円、ハズレだったら４０億円 と考えていました．

観た後での判断は、、、シンマンはリピーターや一般人の需要を掘り起こすことはないでしょう．したがって最終興収４５億円と予想します．

激萌えではなかったけど、まぁそれなりに面白くはありました．

とくに巨大娘がよかった．（化物語ED）

かしこ