2022年5月18日水曜日

緊急通告、アニメ「バブル」駄作

バブルって主要スタッフは豪勢だけど、今頃はアタマが禿げそうになってるんじゃないかな?

監督や脚本が資金回収出来ずに窮するよなことにはならんだろうけど、製作委員会は真っ青。

監督や脚本もこれだけ外すと今後の仕事のオファーにペナルティあるんじゃないか?

新宿ピカデリーの大きめの部屋だけど観客数はたぶん数えれるくらいかと思ふ。

視聴後の感想は後ほど。

ある意味でホラーかもしれない

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見終えて、、、セイサク委員会に責任感の在る者は居なかったと見える。誰かが中止すべきだった。

好みの問題とか見解の相違を許さずに駄作。右も左も分からない新人じゃないのにこんな手抜きしちゃダメだよ。

戦術も戦略も危機も人間関係もすっ飛ばして、立体機動装置の進化版の動きをお楽しみ下さいとかそんなの通用しません。

新宿ピカデリー7階の300人部屋に観客14人でした。

滅亡

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帰宅した.あらすじを書く.

冒頭、eveの主題歌がかかる.ウッ、映画なのに冒頭で主題歌とはダサくない? 曲は悪くないと思うんだけど、物語が最高潮のtimingでかけるべき曲を冒頭で消費するかね?

現代.
世界中に泡が降った.泡はやがて水になり海面上昇を招いた.
東京だけは特殊だった.ある日東京タワー展望台を爆心地として10kmはあろうかという泡ドームが形成され、その中では重力異常が生じた.東京は放棄された.
それから5年後、若者が東京泡ドームに棲みつき重力異常を利用した身体ゲームに興じるようになった.泡ドームの出入りに物理的障壁はなく、外の世界は元のママ.物資は外から仕入れる.ゲームは物資を賭けた勝負である.
5年前、主人公は爆心地に居た者のうちの一人だった.その時に聞いた歌が忘れられず、5年経っても爆心地からその歌が聞こえる.爆心地へ一人で向かった主人公は事故って溺れかけるが泡の女子に救われ、彼女をチームメイトの住処につれてゆく.歌だから「うた」と名づける.
人間との生活に慣れてゆく「うた」.うたは人魚姫の物語に自分を重ねる.

対抗GPとのゲームにて驚異的身体能力を発揮するうただったが、主人公と接触した箇所から泡に戻り始め身体が欠損してゆく.

ある日、爆心地東京タワーに異変が生じ、重力異常が激しくなる.うたは異変を停めるべく爆心地へ単身乗り込む.リリスに入る綾波レイみたいな感じ.

主人公とチームメイトはうたを救出するため爆心地へ向かうが重力異常でなかなか近づけない.落ちると死ぬ.チームメイトの助力で主人公が爆心地のコアに入ると、中でうたが姉に捕まっている.この姉妹の関係が不明.主人公は泡に捕らわれて何も出来ず窒息間際.
うたは自分を犠牲にして主人公を泡から救出.泡の外では主人公がうたを守り、重力異常領域から脱出.何故か爆心地コアは消滅.泡も重力異常も消滅.うたは主人公を守って抱き合えて満足して消滅.うたは人魚姫なのであった.
後日、東京は再建が進む.ネオ東京でチームメイトはゲームに興じている.

fin.

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感想.

漫画版AKIRAを想起させるものがある.宇宙も地球も人類も滅んでは再生を繰り返している.泡は消滅や破壊を含意しているようだ.泡は地球を壊しに来た何者かじゃないかなぁ.しかしそういう哲学的要件は匂わせるだけで本題ではない.

そんな泡星人からどうしてうたが離脱したのか? 理由は主人公を好きになったから.5年前の東京タワー展望台で主人公とうたが接触したことに怒った姉が泡ドームを形成したらしい.

セカイ系の一種なのだと思えば諦めもつくかとも思ったが、納得出来るものでは無かった.
爆心地コアが暴走したらどんな危機なのかが不明瞭なままキャラは真剣でシラける.
爆心地コアへたどり着けば「うた」を救える理屈は何ら立っていない.異なる物理法則の力場に入って平気でいられるのかどうかの説明も懸念も一切なし.
爆心地コアへ辿り着く手段が例のゲームで培った身体能力でもって生身で跳んだり跳ねたりするのだがその行為がイミフ過ぎてドン引きだ.
コア内で姉妹の確執ってのがショボい.
主人公がうたを求めて飛んだり跳ねたりした結果、災厄は消えた.これをセカイ系と呼んだらセカイ系が怒るんじゃないだろうか?

新海誠ならもっと判り易く危機を定義するものだけどね、隕石とかさ.しかし本作は手抜き工事でなんだかわからないまま観客は置いてけぼりだ.

ボーイミーツガール、ガールミーツボーイ、女子は人魚姫で消滅、そんな似非消失感なんかに感動しないって.さしずめ、プロットに演出を加えるのを忘れてしまい、プロットが生で流出したような映画だ.この粗雑さは無名の新人が右も左も分からないまま作ったようなレベルだ.好みの如何を問わず粗雑な三流映画でしかない.その三流を進撃の監督とまどマギの脚本家がやってしまったところに本作のマグニチュードの大きさがある.一体何が起きたのだろうか? ホラーである.

White Album2の爪の垢を1μgでも煎じて飲ませてあげたいものだ.

#yahoo映画の評価が2.4ってそんな数値を叩き出すことってあるんだねってレベル.面白いのが、ヤケクソで★5をつけてる変態がやたらと文章が饒舌ってこと.無言で★1つつけてる人が多数なのだろう、それで平均すると2.4を叩き出しているという珍現象.★5の連中は金もらって書いてるステマだと思うわ.もちろんわたしは★1つさ.

えいめん

8 件のコメント:

  1. >アニメ「バブル」
    これって、そういうお話だったのですね。
    ・毎日電車に乗ってると、「これでもか」と言うくらい、予告編を見せられてます。
    ちょうど、↑の男の子と女の子が、水中に浮いてる場面のところあたり。
    「エスタブライフ」と違って、直感的に「何も感じなかった」ので、まったく相手にしてませんでした。キャストとかすら知らない。

    最近は、「大物監督の鳴り物入り」でも、「単なるオナニー作品」になってしまうことが多いのでしょうか?
    (「エスタブライフ」のほうも、人によってはそういう評価をされてるみたいです。私は面白いと思うんだけどな・・・。)
    世の中が、これだけ多様化すると、もはや「大御所だから」と言って、万人受けするような作品は作れないのかもしれません。人の趣味は極限まで細分化されて、挙句の果てに、単なるTVゲームすら「eスポーツ」なんて呼ばれちゃうご時世だし。

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    1. スタッフは準巨匠ぐらいの立場の人ですがオナニーの域にすら達していなかった.オナニーだったら「あぁなるほどそうゆうフェチね」と察知はできます.しかし本作には何もなし、真空です.

      最初の30分ぐらいは、映画のオーソドックスな映画文法を壊すつもりで作ってるのかなと思いつつ見ていたのですが、違いました.ただ杜撰なだけでした.ラスト10分は呆れてしまって早く終わんないかなと思ってました.
      あと、netflixなので外人向けに薄めたのかとも思ったのですが、問題は「置き去り」なんです.

      ジブリ作品での宮崎駿を嫌いなのは彼のオナニーが嫌いだからなんです.ジブリ宮崎にはオナニーはあるんです.

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    2. 電車でもPV流してたんですね.TVCMもやってました.
      そんだけ広告もやって興行爆死.
      制作委員会真っ青で素直に死んでください.
      お通夜になってください.

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  2. 自分らより下の世代の人がどんなものを見ているのか我慢しながら見ようと思ったのですが、5分くらいで頭が痛くなって、主人公らしき男の子が東京タワーの方から歌が聞こえるとか言い出したところでギブアップしました。
    この手の駄作を見ると心の中が罵倒語に満ち溢れてダメージを受けてしまいます。コンテンツ消費弱者に対してはかなりの殺傷能力を持っていました。こういうものを作るのは本当にやめてほしいと感じました。

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    1. >自分らより下の世代の人がどんなもの

      見ていて、むしろ平成アニメの文法に近いかなと思っちゃった.
      古くはマクロスまで遡れる要素が感じられたりしちゃったりして.
      身体機動もただ動かすだけで称賛された手書きアニメの頃の条件制約があればこそ「どうよこんなに動かしてるぜ」アピールだと思っちゃった.

      滅んだ世界でアウトローを気取るのってそもそもベトナム戦争時代の若者文化だもんね.

      そういう意味では外人視聴者のレベルに降りていて外人向けとしてはサービス精神なのかも.日本人はもっと先に行っちゃってますけど.netflixからちゃちゃ入れられたのかなぁ.

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    2. >東京タワーの方から歌が聞こえる

      そのシーンに至るまでのダレがすごかったですね.
      まぁその後の発狂状態はもっとすごかったけど.

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    3. 確かに日本人向けではないですねー。罵詈雑言ばかり浮かんできちゃうのでコメント書くのやめておきます〜。

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    4. A級戦犯はネトフリということで判決とする。

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