来週は、耐震診断の仕事があるのと、危険物乙4の試験日なのでリフォームはできないんです.人の住めない状態で放置してある物件が気になりますけど仕方なしということで.次の工程をどのように施工するかを考察しているところです.
2日目までで8畳の土台への耐震金具の取り付け----下図赤いところ----、およびシロアリ駆除の本気汁散布を終えました.
もともと壁が少ないので、下図の赤の部分も壁にして耐震性を高めようと思います.もちろん既設の壁も強化します.
床をはがしたときに見えた筋交いの写真がこの2点です.写真の左右にちょこっと斜めの部材が顔を出しているのが筋交いと思われます.ええっ! 8畳に筋交いがたったの2本しかない? こんなお陀仏仕様ってアリですか??? 自分が住んでいる時代に大地震が来なかったことを幸運と思うわたしです.
父や母の想いとしては、苦労して住宅ローンを完済した我が家がこのようなお陀仏仕様だったとは知りたくも認めたくもない、といったところでしょう.なので「うわ~ひでぇ」と心の中で思うだけにして指摘はしません.どうせインターネットなんか見ないので知ることもあるまい.
↓壁をどうやって補強するか?
いろいろと売られている補強金具は使わずに、12mmのコンパネを下図のように壁全面に張ろうと思います.それで強度がどれだけ高まるかは未知数ですが、部分的に隅っこにチマチマと金具をつけるよりは頑丈そうな予感がします.24mmのコンパネならもっと頑丈になるでしょうけど、値段が高いのと、重くて作業が大変なので12mmでガマン.
筋交いの類を追加するのも断念します.なぜなら、壁の撤去が大変→大量の廃材発生という目に遭うのがイヤだからです.ちなみにこの壁は、石膏ボード+モルタル+仕上塗りになっていました.
↓入り隅へのコンパネの張り方は?
入り隅の柱にどうやってコンパネを張るかが悩ましいとこです.下右図のように壁の一部を壊して角材を追加するしかないと思います.
↓戸袋をどうするか?
既設の引き戸は柱-柱間に収まるように壁がオフセットして戸袋を形成しています.しかし補強のため戸袋を塞いでしまいますので、引き戸を取りつけることができなくなります.そこで、部屋の内側に凸になりますが「アウトセット引き戸」という構造にすることにします.
↓アウトセット引き戸を形成するには、床にレールをつけ、壁に鴨居をつけ、既設の引き戸に車輪をつければよいので、プラモデルのように作れるはずだと思います.
アウトセット引き戸の部材を調達するために、スーパービバホーム豊洲へ近日中に行く予定です.SVH豊洲には壁クロスのノリ付けサービスでもお世話になる予定です.豊洲で仕入れて伊勢原で施工する、う~ん無駄に遠い.
あと、楽天で「押し切り」を買いました.¥16000でした.巾木とか廻り縁などを加工するときに使う予定です.
押切というと、つい伊藤潤二の押切クンをおもいだしちゃうんですよねw.実写映画化されてたそうで、知りませんでした.
かしこ
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こんにちは シロアリ駆除剤って何か専門の薬剤があるのでしょうか?
返信削除小生は、放散飽和溶液と消石灰の散布でお茶を濁しています。
(自宅用ですので、苦情はありませんが・・また高床式なので元々風の通りがよいのですが、元山地だったためか、地面や期の根っこを掘り返すと確かにいます、内の方にさえこなければ、生きている間に、崩壊さえしなければ、と思ってやっています)
特殊な薬剤のようです.白アリの脱皮を阻害するとかなんとか
削除こんにちは 調べますと(シロアリ 硼酸 効果 で検索) 一般市販は農薬系が多くて 人畜有害 5年くらいで薬剤が無効になり 壁中、床下等やり直すのは大変なそうです。
削除諸外国では硼素系が多く(人畜の害は微少)寿命は水で流れなければ、半永久的、効能は 食べたシロアリの消化管中の共生生物が死滅し、消化管が縮小化して、死ぬそうです。(ゴキブリも)
それと硼素は微量は動植物とも必須で、多く与えるので効くようです、人畜でも多くあたえと死にますが、砂糖醤油などでも多く与えると死ぬそうです。
日本で硼素系の薬剤を進めないのは、業者が困るので圧力があるようです。
アメリカでは下から上がってくるのではなく、羽で空中を飛んできて、乾燥材に付き、羽を落として潜り込み、水分が無くとも、
中で増えて、渡りを繰り返す種類もあるそうで、もう日本にも洋材とともに入ってきており、被害もちらほらと出ているとか・・
ではまた。
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返信削除話は変わって 20年ほど前に見た見たトレーラーハウスの広告が目についたので試しに聞いてみますと、
返信削除まだあるようでした。
これらは年式とかはなく、いつまでたっても新品だそうです。
http://inoueseizai.web.fc2.com/house.html
これはいわゆるトレーラーの箱を流用したものだと推測しますが、外構とか電気配線とか断熱とか内装とかひっくるめた総費用はどうなるんでしょうかね?
削除こんにちは
返信削除これはトレーラーの箱の流用ではなく、鉄フレームに木材建築リブ構造で(ちょうど模型飛行機のように)壁構造なんかもちゃんとあり、天井や屋根構造もちゃんとあります。移動には牽引車を使い、ハンガーの付いたトラックなどでも、許可が取れればOKです。
地域によって、これは住宅ではなく小屋で、非課税が多いです。(住民票は取れます)
刈り土地で 課税しようとしたら、どっかに行ってしまうかも・・
課税住宅条件に、基礎があること、2方以上の壁があること、等となっていますので、高床式やジャッキの上では課税できないようです、
一番立派な布基礎は、通風も悪くて、シロアリ厳禁なのに、課税評価が高いのは不思議ですね。
移動手段もローラースケート式にタイヤを付けるのや(固定時は外してジャッキ)、初めから付いているものなどがあります。牽引側は外して、高さ調整簡易ジャッキ(3本足にナットハンドルがついたものが多いようです)
あちらのトレラーハウスは、移動娯楽型、低所得者向け、(ヨットでもあります)、バスなどを改造した貧困層向け、等があり、暑いのは我慢できても、(去年はそうではなかった)寒いと凍り付いてしまうので、
暖房費ではそれほど苦労しないようです。(どこかの国とは大分違いますね)
あちら製ですから窓が2重ガラスになっていて、中のハンドルを回したりして開閉できます。(網戸は内側が多いです)窓も上下傾けや左右傾け、あるいはどちらでも傾けられる、建具枠なんかが発達しています。
北欧のログハウスなんかは気密もよく、場合によっては2重建てにしたり、断熱をして内装をしたりします。
(現品はどうだか判りません)
ベッドルーム画像後ろのクローゼットはオールミラーなんかが一般的です。(何に使うんだろう)
暖房はエアコンとLPGガスヒータが一般的で横下に2本煙突が見えるのは
ガスヒーターの燃焼吸排気です。(電動ファンやコントロールは220vが多い)
裏にガラリ式乾燥室、クローゼット兼ヒーターBOXがあってアルミ蛇腹ダクトで底から各部屋に配られています。
底には鉄板が張られていて、グリズリーくらいには耐えるそうですが、
壁はプラスチックサイジング、窓やガラス桟は木かプラスチックなので、
ライフルは必須だそうです。
最後に、前は1200ぐらいだったのに今は2000で中古でも資産価値が減らないのが不思議です。
あちらで買えば中古で150から700位で移動目的用が買えますが(輸入にどれくらいかかるかですね、業者任せにすると確実に2~3倍かかります)
(アメリカのLPGはとにかく安く、暖房には最適です)
工事は、設置場所の整地(少々のでこぼこはジャッキでOK)、プロパンガス、(取るところによって、工事費は無料有料や、ガス料金も大きく違います)電気、外壁にメーター取り付け場所があり、そこまで中からの受電ケーブルが出ていれは、確か無料のはずです。
地域によってはメインブレーカー容量で基本料金が変わったりします。
水道は、地方料金規定でメーターに応じ、設置料、基本料金、重量料金が決まります。
うちらの田舎では、昔から澤水や流れ井戸を使っているところは、無料で(内緒)新たに申請すると月3000です。(業者に掘ってもらったら必ずばれます)
道具があって、水源がはっきりしていれば、打ち込み(穴あきハンマ式)か回転堀(中古大型電ドル式)のヘッドと
内外コーティング管が有ればパイプ井戸が掘れます。
今度の放射能騒ぎがなければ、澤水や伏流水が一番おいしいようです。