にわかAVマニアであるわたしは、「言の葉の庭」のこのシーンで、コンビニ傘に当たるボトボトいう雨音を自宅で再現できないことにフラストしているという記事を書きました.
http://hirasaka001.blogspot.jp/2013/07/av_27.html
↓そんなわたしのところに飛び込んできた朗報が、YAMAHA DSP-AX1400というAVアンプをあげますという耳寄りな話. http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030724/yamaha.htm
このAVアンプは少し古い機種なのでHDMIはついていませんので、リニアPCM5.1chを聴くことはできませんが、dts等のサラウンドは処理できます.また、マイクロホンで自動的に音場補正をしてくれるという(YPAO)、信号処理屋には楽しい機能がそなわったAVアンプです.ピュアオーディオな人とか、伊澄師匠には音場補正なぞするかね~とお叱りを受けてしまいそうではありますが、はたしてその成果はどんなものだったのか? それが今回のレポートであります.
↓これが音場自動補正のマイクです.ソファーの背にちょこんと置きます.
↓これが本日の実験場の設備風景.電気エンジニアっぽい配線グルグルな雑然とした現場となってます.
DSP-AX1400をただ接続して再生した音質はプアでした.感覚的には500~100Hzぐらいが出てこない、小型ラジカセみたいなシャカシャカいう音でした.その理由は、フルレンジとは言い難い小型スピーカーと、スーパーウーハーの組み合わせなため、500~100Hzぐらいの中音域が欠けてしまうからだと思われました.
↓そもそも使用中のスピーカーは、アンプとスピーカーのセットで売られている機種(SONY TA-VE215)ですから、スピーカーの特性をアンプで補正して全体のつじつまを合わせていると推測されます.つまり、アンプとスピーカーを組み合わせて使えばそれなりの音を再生できると.
そんなわけでしたので、DSP-AX1400の音場補正に期待がかかるってことになるわけです.スカスカの中音域を補正してくれるんじゃないかぁ? お願いしますよDSP-AX1400!
DSP-AX1400の音場自動補正の手順については解説を省きますが、マイクを接続して測定スタートさせると、各々のスピーカーから順番に、ホワイトノイズ(ザー)あるいはインパルス(プピュッ)が聞こえてきます.3分ぐらいで測定がおわり、OPTIMIZEDと赤く表示されます.
音場補正後に「言の葉の庭」を再生したら、おおーっ、雨音がちゃんと聞こえる! 良く聞こえるかどうかはDSPモードによりますが、7ch stereo > SUR. ENHANCED > STRAIGHT の順で聞こえ具合が良好でした.よーし、いいぞ音場補正.
ただし、音量をかなり大きくしないと満足に雨音を聞けません.雨音を満足に聞ける音量のままでずーっと再生しつづけると、ラストの大音量シーンでは、家族迷惑なボリウムになってしまうわ、吊してるだけのスピーカーがビビリ振動してしまってダメになります.スピーカーにも改革が必要のようです.DSP-AX1400の取説によると、自動音量コントロール機能があるみたいなので、それをオンして視聴することで逃げられるかもしれません.試してみようと思います.
というわけで、音場自動補正はプアなスピーカーを強引に活用するには便利なツールであると思われました.蛇の道は蛇(byリツコさん)ってことでわたしは快く採用デース.TA-VE215はとりあえずお払い箱扱いになりますかなぁ.
ちなみに、DSP-AX1400にはマニュアルイコライザ機能もあるのですが、めんどくさくて使う気にならないわたしです.あと、コンサートホール音場とか、JAZZ音場とかありまして、あまり使いそうにないけど遊び道具としては面白いと思いました.
P.S. インパルス応答をtextで出力してくれる機能があればフーリエ変換して特性をチェックしたいところですが、サービス機能としてならあるのだろうなぁ
かしこ
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明日からBSドキュメンタリーで「オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史」の再放送があります。
返信削除>インパルス応答をtextで出力してくれる機能があればフーリエ変換して特性をチェックしたいところですが、サービス機能としてならあるのだろうなぁ
疑似ランダム信号だとf特と位相特性も取れますね。ただスピーカーからの音の場合はOutputを1回微分しなければならないのかな?
なんとわたしはBSを視聴できないのです.BSアンテナはおばあちゃん専用になっていたりして.BS漫画夜話とかBSアニメ夜話とかをたまに観たくなるんですけどね.
削除スピーカーが微分系なのかどうか? スピーカーはそのへんが謎のデバイスですね.それを見越して電流駆動してみるとシャカシャカな音になってしまうと聞いたことがありますし.そもそも我々はスピーカーから何を聴いているのかとは案外深遠な謎なのだろうと思うんです.
Youtubeなんかで音楽をクリッピングするとたまにですが小さく直流分が乗っていることがあるので一度WAVファイルに変換して波形から直流分を削除してから再変換して使っています。
削除無音のはずがブチっと音がする場合は直流分の場合が多いです。
小生の論理では、スピーカーは電気→音響変換器で、
返信削除かつ、インピーダンス整合機であります。
大概は、最低共振周波数成るものがあり、それ以下を出せるというのはテペンです。
(それ以下は微分系です)
持論によると、有る程度十分整合するには、エッジの反射も考えて、15インチくらい必要であり、800Hz以上は分割振動領域になり、聞いていて素直に繋がっている必要があり、しかもそれ以上は、ネットワークでカットします。(これくらいの大きさになると1/4π、1/2π空間と2以下の整合比になります)
有る理論では8インチ(BOSEでは13cm)以上は分割振動の考慮が必要なので、6~8インチ以下でないとだめという意見もあります。(良く聞く範囲を絞る)
しかし実際に測定してみると、分割振動域以下でも、どこかが共振したりして、騒がしく聞こえます。
800hZ以上はホーンとドライバーを使っていますが、下の方は不整合反射が出るので、出来るだけ少しのバッフルに依って、押さえています、
ドライバーから見ると、負荷はハイインインピーダンスの抵抗領域で、10K以上では、やはり分割振動がありますが、特に聞き分けることは出来ません。
16KHz以上は緩やかに出力が低下して行きます。
人の(個人差有り)聴覚は対数的に感度があり、
若い人は22KHz以上も聞こえ、携帯の音が年齢で違うように聞こえるそうです。
話題は換わって
この22KHzの大音量音は店前にたむろする、青少年の排除にも使われているそうですが、持続環境騒音は内耳蝸牛管基底膜の一次や二次 感覚毛や神経組織に損傷を与えて、持続的難聴を起こすおそれが大きいです。
この問題が公になれば製造、開発会社、使用店は 損害賠償訴訟に晒されるかもしれません。
(秋で超音波高指向性スピーカ成るものがありますが(なぜかPAT.が取られている)、大阪万博の時、松下が公開試験展示をしていました、これからいくとPAT.は取れないはずですね)
小生は子供の時の病気で10Kz以上が聞こえませんが、不思議なことに、B管テレビの16KHzは、何かの圧力として感じることが出来ました。
聴力診断の時聞かされる音で、一時的難聴になるのも経験しています。
高騒音的職域では簡易耳栓が使われています。
アメリカなどではもっと厳密な耳栓(高価)も売られていますが、
長時間の使用は出来ず、
これによって自動的に決まる休憩時間の間は外します。
スピーカーのインピーダンスの周波数特性なんか見ると、こんなデバイスでなにやろうとしてるんだろうか? と思わずにはおられませんね.ある人には、スピーカーによる音響再生は絵画みたいな脳内イメージの世界だと言われました.
削除ずいぶん昔ですが、とある会社で周波数特性の話を聞くと「これフリーハンドだよ。どこでもやっていますよ。」なんて教えてくれた。
削除ちょっと幻滅したことがあります。
まじっすか、、、(汗)
削除カスタムLSIなんかは「これって回路的にパクったりしたら大変じゃないですか?」と聞くと「ほとんどばれないから大丈夫だよ。」と回答を頂いたこともあります。
削除バレた時の会話、
削除営業: それは仕様です.あきらめて使ってください
客: え~きついなぁ
営業: ごめんなさい
2011年の大地震の時には2月の下旬にニュージーランドでやや大きな地震があり語学留学していた日本人学生が亡くなった事があり、その1か月半後くらいの3月9日に宮城家の沖で震度5強がありました。そして3月11日の大地震。
返信削除今年は先月の22日にやや大きい地震がニュージーランドであり、そして昨日の宮城県沖地震。そして近いうちにまた大きな地震が来る可能性が高いという学者もいるようです。
地震がある程度パターン化しているならともかくちょっと無理があるような気もします。正しいとすると今週中は注意かな?
今まで大地震の後には必ず火山が爆発を起こすというパターンもまだ日本ではないですし。
まあ今までの地震予測も地震の累積度数カーブで判断していたようですからパターン化による推論とあまり変わらないと言えばそうなのですが。。。
東京湾22メートルのクジラ漂着
削除http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2013080501001714/1.htm
こんなの出ると東海地震か?なんて大騒ぎする人もいます。
大洗で・・・なんていっぱいあるんですがね。
ダメモトで、X月X日に地震が起きるとか宣言しといて、万が一当たったらpvが爆騰するかなぁなどとよく思うのですが、何度もやると狼少年になってしまうのでタイミングが重要です.
削除あと、バーの客で地震予知できる人がいるらしいんです.
そうですね。本まで出しているようなおばばもいますからね。
削除ほとんど教祖様扱いですから。
また地震予知ブログなんかも「宮城、福島、茨城、新潟、長野のあたりが危険です。」なんて信じている人もいるようですからね。ほとんどが体感なる体調です。3/11地震前に体調を崩すー大地震が来るー体調ではなく私の体感だったんだわーそうよ体感がある時には皆にブログで伝えなくてはのパターンかな?それでいて当たっても(地震が多いので言えば当たる)当たらなくても信じているやつは出てくる。
以前お知らせした電波野郎はこれで募金を募っているのです。
http://tasuku2013.blog.fc2.com/
ご参考まで。
米軍ヘリが墜落?だって。オスプレイではないですが。。。。
返信削除アメリカもタイミング悪し。
健在ですとオスプレイの方が安全性が高いかもしれません、
削除弱点は垂直方向で、エンジンのおしりが地面に近くなることですが、
何らかの緩衝器を付けると、運動性能に関わるかもしれません。
普通のヘリコは2社有ってメインローターの方向が逆で、
両方を操縦できる方は希です。
レシプロの場合もエンジン規定回転数が決まっていて、
飛行中は数パーセントの精度で保たねば成らず、
ジェットもしかりです。(いわばオーバーもアンダーもレッドゾーンです)
オスプレイを真似た国産航空機は作れないもんなんでしょうか? 難しすぎますか?
削除簡単にできるでしょう、ただしアメリカの許可を貰わなければ・・
削除あれは折りたたみ翼ですが、折りたたまなければ、高バイパス比エンジンで同じようなことが出来ます、あるいはエンジンは上下動にして、翼だけ回せば、巾狭も可能でしょう。
C1輸送機を見ましたか?
類似型にEC-1と言うのがあって、去年間近を飛んでいました。
パオロットも此方を見ていました。
戦前の設計では原寸大の図面を数人で引いていました。
最近はCADで作るので、一度に全体を見るのは難しく、
文殊のノックピンが数ミリずれていても気が付かなかったようです。
ちょっと作ってみなされでポンと予算が出て、ステルス型オスプレイマークIIが作れたら楽しいな
削除次はスピーカーですね(´∀`)
返信削除お財布事情もお互いありますから、慌てずに悩んでください。
ただ、フロントの3本のスピーカーは全く同じものにしたほうが、よさそうです。
うちは、そこをケチって、センタースピーカーだけメーカー推奨のセンター用を購入したのですが、フロント2本と比べると、明らかに音が変になりました。
おかげさまで一つの解を得ることができました.
削除そういえば、自分の人生を振り返ってみると、スピーカーに金をかけた経験がないのでした.自作スピーカーとかばっかしだったなぁ.と遠い目.
センタースピーカーは捨ててPhantom Modeでも良くないのでしょうか?
削除