2020年10月15日木曜日

STM32 DCC、PCBが来ました(溶けないハンダ)

告知です.
コミケ99にて当社のDDC/DACを頒布いたします.
  日付   2021年12月31日(金) 東地区 テ-40b  東5ホール
  サークル名    bangflat
コミケにお越しの際はお立ち寄りいただけますとありがたいです.
商品紹介ページを作りました.
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みなさーん、回路設計してますか?

9月28日に発注したDDCのプリント基板が10月14日に届きました.遅い!

10月初週に国慶節休みがドカッと居座ってたので生産も物流もどーにもならんくなってたみたいよ.

紙で作ったBOXにPCBを納めてみます.特に問題なし.

後ろから見るとこんなかんじ.さてハンダ付けをと思ったのですが、、、

溶けないハンダ
ハンダが無くなりました.ソニーがROHSに全社移行したとき、設計が持っていた鉛ハンダを全部廃棄しました.もったいないので1巻持ち帰りました.それをずーっと使ってきたわけですから10年以上持ったわけです.

それで中華様から安っちい鉛ハンダを買いました.ところがこのハンダが溶けないんです.糸ヒューズみたく絶対に溶けないわけではありませんが、溶けにくい.こんなに溶けないハンダは初めてです.鉛ースズの配合比率がインチキなんじゃね? やってくれるわ中華様.
なお、わたしはコテ温度450度と高めで使う人なのですが、それでも溶けないとはいやはやとんでもないハンダですわ.

回路設計者、ハンダ無けりゃただの人

エイメン

11 件のコメント:

  1. >コテ温度450度・・・
    それ もう殆ど鉛なんじゃ?^^;)

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    1. 鍛冶屋さんこんばんわ.
      鉛80-スズ20とか、そんなfakeの匂いがします.

      金星の表面温度も500度ぐらいだったよな気がするんで、金星では回路が動きませんね.
      金星探査衛星が着陸後すぐに死んじゃうわけで.

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  2. >温度450度でも溶けない
    これはもはや、「はんだ付け」じゃなくて「ろう付け」の領域ですねw
    >糸ヒューズみたく
    実は「糸ヒューズ」の横流しだったりして。見た目がそっくり(ボビンに巻いてあるやつ)なのもありますし。

    前にも書いたような気がしますが、私は「共晶はんだ(融点184℃)」派なので、鏝の温度は低めにしてますね。
    ※「ROHS対応はんだ」だと、針金のように「全く溶けてくれないw」
    ※ROHSなんて、欧州の陰謀と思っているので仕事で必要とかでない限りは絶対使いません!
    ※「共晶はんだのフラックスの溶ける匂い」が、大好きです。ROHS対応はんだは、比べると、なんか「酸っぱいにおい」のように思えるのは気のせいでしょうか?

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    1. >「ろう付け」の領域ですねw

      酸性の長持ちしない系の薬剤を塗るやつを、中学の技術家庭でブリキの接合でそんなのやりました.ちな、わたしは昭和39年生まれです.

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    2. >「糸ヒューズ」の横流しだったりして

      家に在った糸ヒューズにはマジ面食らいました.中学生の頃だったと思います.ガチで溶けないんですから.

      瀬戸物で出来たブレーカーの時代です.あの頃は契約が15Aでしたからね、「赤貧」とかいうコトバがふさわしいです.ひさんw

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    3. > ROHS対応はんだ

      ソニーに訴訟されることを覚悟で書きます.(時効?)

      ROHSハンダを一度だけ使いました.溶けなくてムカつきました.こんなクソハンダで仕事ができるかバカヤローと.

      そのままROHSハンダを使った記憶が無いので、たぶんわたしは鉛ハンダを使ってたのだと思うんです.

      あぁぁもうオレの人生は環境破壊で終わった.

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    4. > たぶんわたしは鉛ハンダを使ってた

      捨ててしまう試作品にしか使ってなかったのでお許しを > グレタ様

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  3. >あぁぁもうオレの人生は環境破壊で終わった
    私も、無理やり「ROHS対応はんだ」を使わされる位なら、「共晶はんだで鉛中毒になって死ぬ」ほうが全然マシだと思ってます・・・

    ※というか、上にも書きましたが「ROHS対応はんだ」って、使ってると「変なにおい」がするんですが・・・
    こっちのほうが、よっぽど体に悪そうな気がする。

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    1. ROHSハンダの成分はwikiによると、SnAgCu系、SnZnBi系、SnCu系、SnAgInBi系、SnZnAl系、高価そうな添加物が入ってるんですね.Agには環境対応への本気を感じます.

      そして酸っぱいハンダフラックスを使わないと濡れ性がうんぬんかんぬん.....

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  4. >そして酸っぱいハンダフラックス
    Wikiをよく見たら、指摘されてますね。
    >鉛フリー化を行うために導入された元素あるいは化合物の毒性について十分な調査が行われているとは言い難く、鉛フリーであるから環境毒性が小さいと判断することは早計である。
    ※「フロン」という冷媒がありますが、これも登場時は「夢の冷媒」と言われ、さんざん広まってから「オゾン層破壊の犯人」にされて、規制対象になりました。
    同じように、「夢の鉛フリー」と言われてる物質類は「広まった頃」に、「やっぱり、環境破壊物質でした、てへぺろ(・ω<)」と、言われて、規制対象になるんじゃないかと思ってます。
    ※だいたい、あの「酸っぱいにおい」を長時間嗅いでいると「気分が悪くなる」ので、既に「充分、環境破壊」してるんじゃないかと。こんなもんが「カラダにいい」ワケがないw
    既存のフラックスは、そんなことはないです。(ただし、やりすぎてると「良くなりすぎ」て「ラリってしまう?」ときがありますが。

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    1. あ、今思い出しました.それってギ酸かもしれません.
      ギ酸がハンダ濡れ性良好と聞いた記憶在り.でも酸を塗るとパターンが腐食しそうですけど.

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