OPAMP回路を手作りするために部品箱からICソケットを探していて気付いたこと....
↓むかしむかし1980年代終盤、SN74xxというロジックICがたくさん使われていた頃、こんなDIPソケットが会社(ソニー子会社)の部品棚に常備されていて使っていました.ピンの接触構造が優れていて信頼性が良かったのでしょう、ソニーの業務機器で使ってました.山一電機のソケットだと思います.
OPAMPを挿して、PCBを爪で弾いたりすると信号が途切れるんです.原因を探したらこのソケットの接触不良でした.外観は似てても電気の心が全く判っていない粗悪品です.中華はこんなもんだよね.
中華様にはいろいろなゲスい体験をさしてもらっていますが、宇宙が滅ぶかと思ったくらい酷かったのはこの投稿のLED電球でした.
かしこ
murasaki
返信削除学生の頃は山一のソケットに絶大な信頼を置いてました。
40ピンのCPUとか半田付けしてソケット不良で全部やり直しとか経験すると貧乏でも山一以外のソケットは買う気にならなかったです。
アビオに就職してからも一度も山一のソケットで不具合を起こしたことはなかったです。自分が新人の頃にVEという原価低減活動が流行って、コストの高い山一のソケットが狙い撃ちされて置き換えられた時期がありましたが、不具合が結構起きてまた山一に戻ったこともありました。
DIP ICを挿入するときのザクッとした間隔も他のメーカーの品のギシギシっと入っていく感触と違って、好きでした。懐かしいです。
懐かしパーツですね.
削除ハンダづけの時に、ハンダやフラックスが上がらないところも山一の良さでした.電気の心がわかってる.
VEで山一狙い撃ちというのはさもありなんな1980年代後半の風景.電気の心がわかってない.
>山一っぽいICソケット
返信削除手元にある、ICソケットたちを調べたら、山一のソケットって、
・丸ピンのやつ
は、ありませんでした。みんな、↑の2番目の写真の右側の形をしてました。
(が、「全部」コンタクトが金メッキでした。さすがは山一!です。)
あと、似た形で「外側のコンタクトが無い奴」が、大量に出てきました。
・これは確か、学生時代に、実験用に亜土電子で大量に買ってた記憶がある。研究室で、経費で大量にこれを買っていた。何故かこの研究室は「亜土電子」でパーツを買うのが好きだったことを思い出しました。このソケットは、見た目に反して(コンタクトが片方しかないのに)接触不良がほとんどなかったですね。
個人的には「丸ピンソケット」は、(メーカーにかかわらず)接触が甘い感じがして好きではないです。
(「丸ピンソケット」って、TI(テキサスインスツルメンツ)の特許か何かだった気がします。大昔には無くて「ある日突然」出てきたような記憶があります。
こういう人も
丸ピン式ICソケットのメリットがさっぱりわからん
https://twitter.com/hn12v1_jp/status/1122052311591702529
いますね。(私も結構同意)
>丸ピン式ICソケットのメリットがさっぱりわからん
削除比較的若いエンジニアさんでしょうねwww
山一をどうぞどうぞ、お金があればですが
>この研究室は「亜土電子」でパーツを買うのが好きだった
削除亜土って使い勝手良かったんです.品揃えよし、客対応よし.
あと、研究室とかだと、月極の請求書払いとか対応してませんでした?
亜土電子を知ってる人がいてうれぴー
>亜土電子を知ってる人
削除いやぁ、これは「ニアミス」してたかもですね。
>月極の請求書払い
確かに、ここは「ツケが効く」所だったような気がします。
※秋月は「いつもニコニコ現金払い」なので、こういうのが効かないので、ちゃんとした会社とかでは、あんまり使わない感じがありますね。(「道楽でやってるみたいな、いい加減な会社」は、その限りではないです。あと「ここにしかないパーツ」とかもあったので、使わざるを得ないときもあったような。
そう言えば、仕事で「秋月のパーツ」を使うことはありますが、「千石電商」のパーツは使った記憶が無いですね。(今はどうか知らない。千石も、今は通販もあるし、パーツ全部に「タグ」付いてるし。昔はそうじゃなかった。)
2015年の投稿で、隣のビルが取り壊されて壁面に亜土電子の看板が出てきたと書いたのでした.聖遺物でしたー
削除https://hirasaka001.blogspot.com/2015/11/blog-post_14.html
千石はよく生き残ったものだと思うとともに、上の方の階でエレキギターのパーツを今でも売ってましてニッチというかなんつうか.