前回の続きです.
EDベータのエレベータ修理を行います.
EDV-5000の中身.カセットを動かすメカが故障しています.
↓故障個所はカセットのエレベータのモールド部品の破損でした.
今回試すのはプランCです.
↓折れた突起周辺を彫刻刀でさらって平坦化します.
↓仮づけなので両面テープで固定します.折れた軸を再生したわけですね.なお、エレベータ各部の精度は比較的ラフでOKです.極論言うと1mmズレてたって平気なくらいかな.なぜならカセットの着座精度は別の部品で確保する仕組みになっているからです.カセット着座精度とテープ走行系のノウハウはいろいろあるのですが、それを書くには紙面が足りない.
↓メカデッキに組み込みます.メカデッキ全バラはしたくないので、プラ部品の撓みを利用してなんとか嵌め込みます.メカデッキ全バラしない理由は、左右のリンクロッドが外れて位相がズレたり、果てはテープ走行系の直線性までズレたりしたら台無しですから.
プランC2:PPX接着剤
プランC3:なんらかの接着剤+なんらかの補強
プランC4:ネジ
↓PPXというのはこれです.要はプライマーが優秀ということのようです.ただし不安があります.母材表面が凹凸している.3DP部品は多孔質である.瞬間接着剤ってそうゆう表面が苦手でしょう.
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