あれは観客を選ぶ映画だろうなぁ.
誰にでもオススメ出来る作品ではない、としておきたい.
ヒロインのなずなが設定上可愛いのは理解するが、観客がなずなに萌えるように誘導しようとする気を作り手があまり持っていない.なずなのイメージビデオ的なキメカットが随所に挿入されるからそれで納得できるよね? と言われましても、ひら的にはちょっちついていけないかなぁと.そういう映像文法なんだからそれでいい、気持ちいい、と思える人向けの映画かなと.
なずなが松田聖子を歌うシーンは恥ずかしいものがあった.
画像のクオリティはそんなにすごくなかった.俳優のギャラに制作費を吸い取られちゃったのかも.
なずなCV廣瀬すずの起用で良かったなと思う部分は感じられなかった.
彼氏のCVは張った発声をマイクから離れて録音した感じだった.魚の調理で喩えれば強火の遠火.
なずなのCVはそれとは逆に弱火の近火で、録音監督的にはささやき声で統一したかったみたい.でも声優が演ずるささやき声の上手さとは違って、ただマイク近すぎなだけじゃね?って思っちゃった.
ストーリの話に戻る.
PVにおけるなずなのセリフ「か・け・お・ち」がラストでどうなるのかというと、現実的な解はなし.中学生のかけおちに現実的な解があるわけもないのでそれでいいとしておこう.
それで現実解の替わりに非現実解があるの.
物語の舞台は「茂下」という.すなわち「もしも」なのである.「もしもの世界」なのである.
かけおちが成功して東京で遊んでいる二人が居るもしもの世界.他にもたくさんのもしもの世界が二人をつつむ.
エンドロールの後に何かあるかと思ったが、、、なかったよ.
fin.
あらー、やっぱり不満足感をさそう映画でしたか。
返信削除観るの、よします。
人によりけりですので、お試しにどうぞどうぞ
削除予告を見た時の印象は典型的な青春映画の予告でした
返信削除主人公の辛気臭い独白で始まり中盤から流れる耳に残るJ-POPサビ、終盤にかけて慌ただしく場面が切り替わりいくつかのベタなフレーズが流れ、最後は意味深なフレーズ(今回はタイトル)で締め。
こういった予告は恋愛脳の若年層をターゲットにした実写映画に多かったイメージですがアニメがある程度市民権を得た昨今ではアニメーション映画でそれをやってもかなりの集客が望めるのかな?と思った次第です
駄文失礼しました
PVはいい感じでしたね。
削除わたしが物語シリーズを観なくなってしまってしまった理由と、打ち上げ花火のセカイに入り込めなかった理由はたぶん同じだと思っているこの頃です。
物語シリーズ好きは打ち上げ花火も好きになると思いました。