ホリエモンについて

ホリエモンが好きか嫌いかを書いておこう．

ライブドア事件の本を読んで感想文を書いたことがある．
トランプが大統領に当選した今、ライブドア事件を振り返ってみる
ライブドア事件を振り返ってみる （２） 宮内亮治著「虚構」

検察しね、東芝しね、とまず思う．あの東芝を見過ごしたくせにライブドア叩きをする検察なんか有害なだけだ．特捜権限を剥奪してしまえばよい．

それはさておきホリエモン．

ひら評価はこうだ．
１）彼のスーパードライな合理主義は嫌いではないが、、、
２）オリジナリティの無い奴、あれをビジョナリーとは呼べない
３）ちゃらんぽらんで経営能力の無い奴
４）尖っている

３番、ちゃらんぽらんについて
ライブドア事件の本を読んで知ったのは、ホリエモンは経営にそんなにタッチしてなくて、番頭の宮内に丸投げだったのだ．公判で犯罪要件とされた投資組合の件についてホリエモンは「そんなの初耳だ」と主張したが、実際は初耳ではなかったようだ．経営会議の議題にはなっていたが、ちゃらんぽらんなホリエモンは話を聞いてなかったというのが実態だったみたいよ．
ホリエモンが提唱していた時価総額世界一ってそれは手段であって目標ではない．
ただの困ったちゃん経営者という印象．

２番、オリジナリティについて
ネットを活用すればあれも出来るこれも出来るがホリエモンの得意技であるが、目から鱗が落ちたーみたいな要件って無いよな．
それでも困難に打ち克って実現したら評価が上がるだろうけど、ライブドアの経営ですら宮内に丸投げだったわけで、彼自身が何かやるとは期待してない．

４番、尖っているについて
尖った演出に惹かれるホリエモン信者がたくさんいるみたいだから、アイドル業や新興宗教の教祖、そして政治家なんかに向いてるんじゃない？
わたしとしても、ホリエモンが都知事や国政に立候補したら投票するに吝かではない．政界の引っ掻き回し役としては使えるだろう．

以上でーす．

かしこ