2020年6月25日木曜日

映画「ANNA」観ました

コロナが終了してもガラ空きな映画館.

今日はリュックベッソン監督のANNAを観ました.やっぱベッソン好きだなオレ.

有名なのは古いけど「ニキータ」と「LEON」だろう.行き詰まって投げやりな女子が逞しく自由を得る過程を描くバイオレンス.

ANNAも描くネタは同じだ.

観客のココロに内在する感情の全てを根こそぎかっさらうpowerはLEONに優るものではないが、ANNAも十分にイイ.

ANNAのネタバレはしないよ.

現在公開可能な情報の範囲で書くと、パリでモデルのANNAはKGBの殺し屋である.ANNAはCIAに捕らえられ二重スパイにさせられる.KGB長官暗殺の報酬として自由を得る.自分一人が自由になるためにオジサン達を100人殺してもOKOK.彼女が殺したオジサン達は彼女の自由を収奪する者達なのだから.

ANNAの脚本のなかなか優秀なところは、「KGB長官暗殺の完璧な計画」そのものにある.ベッソン作品を嫌いな人はこう反応するだろう「パリでモデルで殺し屋ってマンガかよ、荒唐無稽だ」 と.だがANNAはパリでモデルで殺し屋であることに意味があるんだ.
そして観終わって、あぁぁぁそうだったのかぁ~とアタマを抱える映画デス.

↓KGB本部のトイレの掃除用具置き場でfuckする.このシーンにも意味があるのデス.
↓パリの公園での愛人との再会にまつわるシーン.フランス映画っぽいなぁと大笑いしたぜ.

これ以上はネタバレっちゃうので書きませーん.

#なお時間シャッフルがかなり激しい映画ですのでこんがらがっちゃになりませぬようヨロシクです

かしこ

4 件のコメント:

  1. なんか久々のリュックベッソン監督の映画で楽しみです。この監督さんの映画は、楽しそうに作っているのが伝わってくるのが好きです。

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    1. そこが嫌いっていう人もいるんですよね.5th elementの評価が高くないのもそのせいかなと思います.

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    2. フィフスエレメントはなぜか僕も好きじゃないかも。そういうの見せられてもなーという感じ。理由を説明するのめんどくさいというか、説明できない。

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    3. 5th element、それは愛. ←あんだけ手間暇かけてこれしか言ってない.映像作品なんてそれでいいのだ.(バカボンパパ)

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