US暴動、どうせガス抜きとポリコレ強化

USの黒人デモ、と言ったらそれ自体が人種差別になりますか？ BLMと呼べばいいのか？

USデモの動画を見るのが好きである．何ら共感する部分は無いのだが、どうしてUS人はあんななんだろう？と考えてしまう．「コストコの入り口を破壊したぞー」で大勢の黒人市民がニコニコしながら店になだれ込むのなんか、日本人には理解不能だ．

ヤバイ外国はたくさんあるけど、日頃US人の事をそんなにヤバイ奴らとは認識してないよね．けれどコストコ雪崩込み市民がUS人の正体だとすると、SUBWAYやピザ屋の店員なんかみんなあんななんじゃね？ってビビるわ．略奪に及ばぬまでも、公園で大規模デモをしている人々は踊ったりのお祭り騒ぎ．

なんでUS人はあんなにアツイんだろうと不思議でならない．きっと彼らは「自分達でマジで社会変革できる」と信じているからアツイのだろう．

USに比べたら多くはないだろうが日本人にも「自分達で社会変革できる」と信じる人は居る．どんな人かというと、目の前の様々な矛盾点に注意が行ってしまい、その矛盾点を一つ一つ解決して行けば必ずや理想的な未来社会へ近づいて行ける、というベース思考の人だ．とかく矛盾が気になる人に会うと「この人は気質がサヨクだな」とわたしは思う．社会主義のベースは、人智の無謬性と、設計主義への無限の信頼だからね．

ヒラサカは保守主義者なので設計主義には同意しない．実際に間違っている．３つ例を挙げよう．
 １）福祉．困っている人に補助金を出そう   →増税で経済死亡
 ２）外国人参政権．税金払っているから選挙していい   →豪国になって死亡
 ３）労組．労働待遇改善    →圧力団体化して非効率化して死亡
人智は無謬とかバカな理想を信じているからこんな単純な副作用すら見切れないのだ．
もちろん矛盾が減るのは悪くないけど、ランクＡの矛盾をクリアしたらランクＢの矛盾が見えてくる、、、の無限ループじゃんそんなの．でも、サヨク気質の人ならこう言うだろう「そうやって無限に矛盾を解決してゆくのが正しいのだ」と．アホだ．

USデモで騒いでいる人々に戻ると、彼らが「自分達はマジ社会変革できる」とお考えなのだとしたら、それは随分とサヨク気質でいらっしゃる．どうりでUS人には民主党が人気なわけだわ．
昨年大入りだったQueenの映画のラストを飾るライブは「アフリカ難民救済」がスローガンだった．ひら的にはwe are the worldなんか上から目線さが滲み出ていてキモいと思ってる．あのチャリティで集めたドルをone shotでアフリカに与えたとして、何か変わったのかね？ 上級US人のココロのマスターベーションには役立っただろうけど．

2020年のBLM暴動における黒人の不満の原点は、低所得者が世襲的である、警官の質が低い、公立校ではマトモな教育を受けられない、などではないのか？ そういう問題は長い年月をかけて粘り強く変えてゆかねば治せないだろう．なのにUS人ったら社会変革を信じるっぽい割にはきっと今回も、one shotの寄付やポリコレ強化で済ませてしまうのだろう．それでは黒人格差も黒人差別も永続してしまうんじゃないのかね？

追記：デモの方向性が警察予算の削減へ収斂してゆきそうだ．ANTIFAの思う壺じゃんそんなの．副作用を考えずに社会変革なんか指向するからロクな事になりゃしない．

エイメン