中国について

中国は分裂しないとダメだと思う．

香港国家安全法が即日施行されてしまったけど、あのくらいの粗雑な事は中国人ならやるだろうと思わなかったかね？ 西の方ではウイグル人の民族浄化に忙しい連中なのだからたかが香港に中国法を拡大する事ぐらい朝飯前だろうさ．だから香港法になんの不思議も感じない．（香港法に賛成すると言っているのではない）

USはどこまで中国を追い詰めるの？という問いに、市場開放と知的財産権を守らせればUSは満足するだろうと回答する専門家が居る．その行く末には中国共産党の崩壊が待っていると一歩踏み込む専門家もいる．

だけど、、、仮に中国共産党が滅んだとして、、、次の政権に移行したとしても、どーせやることは同じなんじゃないかね？
 １）10億人の奴隷から搾取するシステム
 ２）奴隷労働による安い製品を輸出するシステム
 ３）技術を盗んでコピーを輸出するシステム
 ４）周辺国を隷属させ漢民族との強制混血を進めるシステム（まして香港においておや）
これら砂漠飛びバッタのような喰らい尽くし精神が治ると思うか？
治らないよ．治る理由が思いつかない．

なぜか？
中国の国際競争力の源泉は、１奴隷システムだからだ．
１奴隷システムの帰結として、２３４が在る．そういう国の成り立ちをしている．
だから中国共産党はもちろんのこと、たとえその次の政権になっても奴隷システムを停められないと思うんだ．誰にも１２３４を停められない．

ロシアを見てみそ、いつになってもロシアはロシアだろ．日本はいつになっても日本だ．きっと中華様もいつまで経っても中華は中華だ．国の成り立ちは簡単には変わらないってことだ．

いやいや、台湾は民主的にやっているじゃないかって？
確かにそうだ．
けれどそれは台湾という狭い土地に少ない人口で閉じこもったため、奴隷システムをやるだけの人口が足りなかった事が幸いしたと思う．

もちろん香港もそう．少ない人口ゆえに民主的にやって来られたとわたしは思う．

漢民族は粗雑なんだよとまでは言わない．
その代わりこう言いたい．中華大陸、莫大な人口、漢民族、この３つが揃ってしまうとあの地域は誰が統治しても奴隷システムに堕ちてしまうのだ、というのがヒラサカ説なのである．ゆえに人口１～２億人ぐらいの中規模国家群に中華地域が分裂すれば、中華人民に民主的安寧がもたらされるんじゃないだろうか．逆にそうならない限り奴隷経済は続く．

旧ソ連と旧東欧圏のような大分裂まで中華地域を追い詰めるつもりのUS人がいても不思議じゃなかろう．漢民族同士の内紛を抱えさせておくのは力を内向きにさせる策でもある．

米中経済戦争、台中、尖閣、huawei、TSMC、サムソン、フッ化水素、、、話題に事欠かない中国情勢であるが、そんなミクロ事象じゃ済まない大混乱が何10年間も終わらない嫌な予感がするわたしだ．

エイメン