60歳も近くなって新幹線領収書が初体験なわたしの奥さん

「ザ・カルチャーショーック」と腰が抜けるやら過呼吸になるやら脳の血管が切れるやら、、、そういう体験はさほど多くはないですが、今般の体験は人生で３本の指には入ります．

なんと、60歳も近くなったわたしの奥さんが、新幹線領収書に初めて接した．

いま確定申告書類の作成中で、いつも揉めるのが奥さんの書類整理の出来なさです．紛失するんです．なぜだか理解不能なんだが、レシート類を１か所にまとめるのができない．もう諦めるしかないです．どこか欠陥があるんであれは絶対に治らない．

令和４年度に、そんな奥さんは社用で仙台、大阪、名古屋と新幹線出張をしました．

当然、ホテルと新幹線の領収書があると思っていたのですが、新幹線領収書が無い．

　仙台　　なし

　大阪　　なし

　名古屋　帰りのみあり

どうやら、新幹線領収書の存在に気付くまでに、２往復半かかったようです．経費で落とせません．

そろそろ６０歳になろうとしている者にしてこんなプアな人生や常識や知識ってあり得るのだろうか？

冷静になって考えると、あり得るような気がします．

若い頃には証券会社の事務をやっていたので、近郊の会社施設の研修にでも行って交通費精算ぐらいは経験したかもしれません．しかし、新幹線で向かうほどの遠方まで商談で出向くような場面は無かったはずです．

その後サラリーマンを辞めてからは、職を転々としましたが、基本的にフリーランス稼業なので、社用で新幹線な場面は無かったのも無理からぬところ．

かくして、新幹線の券売機で領収書が出てくる仕組みを知らない人間になるのです．

「お前、よくそんな世間知らずで今まで生きてこれたな」と文句を言いました．

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子供がまだ幼い頃ですからかれこれ20年近くも昔、奥さんがPTA役員で、連絡にメールなどを使っていました．

なぜだか苦労してTEXTを書いてるので、

　「そんなのそのpdfそのまま送ればいいじゃん」

と奥さんに言ったら、

　「pdfを受信できない人がいるのよ」

　「はぁ？ なんだそりゃ？」

　「ガラケーしか持ってない母親っているのよ」

　「うっそ、そんなじゃ何も出来ないじゃん、どうやって生きてるの？」

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というわけで本日も上から目線で書きました．

しかし、履歴書は手書きが良いと考えるタイプです、わたしは．

かしこ