興行収入watch シン仮面5.4億円、などなど

はいっ、今週も興行収入watchのお時間がやって参りました．

明日は祝日ですから、今日はお休みの人が多いみたいですね．電車ガラガラだとか．

休みが多けりゃ劇場へ行く人が増えます．皆さんもどんどん劇場へ行きましょう．

シン仮面ライダー

公開3日で興収5.4億円だそうです．宣伝が少なかった割にはなかなか好調ですが、持続力次第ですね．Twitterはそんなに騒ぎになってません．

BLUE GIANT

＋１．１で累計７．３億円でした．１０億は突破するけど１５億は行きそうにないです．BLUEの興収はこちらのサイトから引用しています．

googleのおススメに本作が出ると必ずクリックします．相変わらず持ち上げ記事が多いなぁ．本作が貶されるのは演奏シーンのCGの出来が悪いとの指摘ばかりです．他に貶すべき部分はあるだろう．

2022年の人気２位である「ぼっちざろっく」とBLUE GIANTは両者とも音楽アニメなのですが、成長物語として見ると対照的です．ぼっちはコミュ障がギターを通じて少し人間に近づけたという底辺物語です．BLUEは才気溢るる強者の暑苦しい物語です．

ヒラサカはぼっちにあまり評価点を見いだせないのでぼっちの大人気には驚くほか無いのですが、底辺が底辺をのたうつ物語が若者の感性にマッチしたのでしょう．

対するBLUEが、才気溢るる強者なのはそうゆう設定ということでひとまず良しとしても、あまりにも都合よく出世しすぎでアホ臭かった．そこがBLUEの深刻な問題点だと思うのだが、それに触れる奴が見当たらない．まぁそれを言っちゃったらあの原作の全否定なんだけど．

それとマーケ的に、才気溢るる強者の物語ってもうオワコンなんじゃね？ ぼっちの大流行を見るとそう思う．令和にもなって、昭和40年代の暑苦しさに再会するとは思ってませんでした．

なのに、BLUEに対する目が皆さんヤケに温かい．なんでかなーと考えるに、

　JAZZ＋スポ根＋前向き＋泣かせ ＝ 懐古趣味 ＝ ある種の老人マーケティング

という図式にハマった観客と評論家が持ち上げまくっているのかな．ただし少人数．

「続編制作は必ずある」などと太鼓判を押す気にはなりません．このセグメントだとやっぱこんなもんだよね、ってのが制作者の受け止めじゃないかな．

最後に画面について、演奏のCGの出来が悪いのは確かにそうです．ただそれよりも「この画面レイアウトよかった」と思えるカットが１つも無かった事の方がショックでした．映画向けじゃなくて、TV向けの画面なんです．CGよりもそのことの方が深刻だと思います．BGMがかっこいいなら画面もかっこよくやってほしかった．予算不足だったにせよ、もう少しなんとかならんかったかな．

考察対象としては面白い作品なんだけど、以上でほとんどBLUE GIANTについて見切った気がするです．

すずめ、TOPGUN

ずずめの伸びは０．８でした．かなり減ってきました．トータル１４２．２という成績で、天気越えは来週に持ち越しです．

TOPGUNは＋０．３で安定飛行中．トータル１３６．９でした．

スラダン

＋２．５億円でした．若干減ってきたかなぁ．トータルで１２０を超えましたのでよかった．１３０を目指せ！

かしこ