救急救命医のドラマでは命を救う事に真摯な医師がたくさん出てきます.救えなかった命を悔やんだりします.でもあんな描写は嘘っぱちです.医者にとって手術とは釣って来たお魚を捌いて刺身を作るようなもんですから.いやべつにそれでいいと思います.
(漫画家でない)絵描き業界人の生態を描く作品は珍しいと思います.「ブルーピリオド」に登場する絵描きを目指す受験生の生き様は真に迫っているのか、それともクソレベルの捏造なのか、わたしにはさっぱりわかりません.
わたしが絵描き屋を見たのは高校生のとき、美術室に籠っていつも油絵を描いてる先輩がいました.美術系大学への進学を希望する生徒でした.たぶん通常の授業の多くが免除されてたんじゃないかな.キャンバスに向かう彼女の後姿は孤独に見えました.彼女がどうなったのかは知りません.
ブルーピリオドの劇中では芸大の一次試験が終わったところ.美術予備校のみんなにとって芸大の入試は厳しかったみたいです.サブキャラ達が軒並み脱落する中、一次試験通過はたったの3名でした.
桑名は才能があるみたいなのでパスして当然だろう.ご一家がみんな芸大なのだそうです.
そして矢口.なんだこのLを倒したキラのようなしてやったりな表情はw しかし矢口がパスするとはね.まぁ落ちてしまったら物語が終わってしまうので仕方ないかな.もしかして二次もパスするんじゃなかろうかこいつ.
ちなみに矢口が一試験パスしたのは「自画像」という課題に対するこの絵でした.この絵にどれだけの価値が在るのかは不明です.
予備校の大葉センセイは「殻を破れ」的な全人格的な指導をします.美術の試験には数学と違って正解は無いので、美術予備校のセンセイは大変そうです.予備校のセンセイは生徒の合格率が厳しく査定されるので長年続けるのも大変そうです.
かしこ
> 試験を棄権して帰ってしまったのは
返信削除空魚(CV.花守ゆみり)の声だったので龍二でしょう。
ありがとうございます.
削除金髪じゃなかったので殻を破れず迷いが生じてしまいました.
どこへゆく、龍二.