【殺伐】毒父、納骨だってさ

は～い、殺伐好きな皆さまこんばんわー、本日も殺伐全開で参りましょう．

今朝、わたしがまだ寝ている時に奥さんが出掛けて行った．

起床して子供と昼飯について話していたとき、「ところでいくいくはどこへ行ったの？」とわたしが聞くと、子供が「今日は納骨でしょ」と教えてくれた．

あぁそうか、今日は毒父の納骨だったのかとその時に思い出した次第．通夜・葬式に行かなかったくらいなので納骨なんか記憶から完全に消えとったわ．見かねた奥さんがわたしの代理で納骨に行ったのだった．

成仏はできないね．毒父の狂った魂が成仏するには故郷の岩手県に葬られる他に手はなかったでしょう．てかなんでそうしなかったのかが謎だ．素直じゃないっつうかなんつうか．

自分視点で嫌な事はさっさと捨てて、自分が好きな方向へ進んでゆけば必ず良い未来が待っている、などというのは戯言である．そんなのはどっかの心理学セミナーか似非スピリチュアルが語る嘘八百だ．

言えることはただ一つ．自分が納得した方向へ進んだ結果そこに破滅しか待ってなかったとしても、少なくとも納得して死ねるだろう、成仏できるだろう．鉄板の真実はそれだけだ．

毒父にせよ母親にせよ妹にせよーーーこいつらは似た者同士ーーー悪感情をリフレインさせつつうずくまっているだけなんだよなぁ．生きながら地縛霊になりたいのか？

毒父の場合は、定年後は伊勢原なんか捨てて、直ちに岩手県へ転居すりゃよかったんだよ．なんで伊勢原市なんかに骨を埋めるのかな？ うずくまっているだけとしか思えない．

わたしにとっては毒父なんか黒歴史でしかないので、葬式にも行かないし納骨なんかどーでもいい．関係を切っても困らないし．死んでせいせいしている．嫌な事はさっさと捨てる．

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現在放映中のアニメ「大正オトメ御伽話」を３話ぐらいまで観たところで手が止まった．

  「うぅぅ、これは見るに堪えない、PTSDだぁ～」

と思ってそれ以上観る気を失くしたのだった．

ヒロイン（ユヅキ）がわたしの母親みたいなんだよ．うぇ～っ、観るに堪えない．

本作を愉しむ視聴者の姿勢は決まっている．ユヅキは器量良し、そこそこ有能、忍耐力、明るさ、、、みたいな属性をお持ちの良い娘さんじゃぁないか、ウチの嫁になってもらいたい、そう感情移入して愉しむ作品である．

ところが、そういうユヅキを観ていて、こいつこれでイイわけないだろと思わざるを得ないんだ、わたしは．

親の借金のかたに売られ、金持ちの末っ子（家督は継げない）の奴隷にさせられる．末っ子に邪険にされるも末っ子の良い点を探して将来の夫につくそうとする気丈なユヅキ．

だけどそれって努力の方向性が違うと思うんだけどなぁ．家出しちまえよ．時代背景的に家出でもしようものなら何処かの温泉街で体を売るしかなくなりそうだけど、末っ子の元に居たってユヅキは体を売らずに済むだけの奴隷だ．

それで、わたしの母親がユヅキに似ているというのはどうゆう事かというと、母親は毒父に蹂躙されて不快な人生を送って来た．それは本人も認めている．

であるならば母親は毒父に対して、「アンタなんかただのバカな田舎者よ」「デカイ面してんじゃないわよ」と全面戦争して制圧すべきだったとわたしは思うのだ．毒父は弱いので拗ねるけれど制圧は可能．殺るか殺られるか、どーせなら殺る役回りの方がスカッとするだろ、というのがわたしの主張なんだ．

母親にそうアドバイスをした事もあったけど、根性無しで全然ダメなんだよね．

母親は毒父の奴隷として喧嘩せず破綻せず過ごす生活態度を変えない．それだけでなく「殺る側になれ」という息子が鬼子にみえている．殺られる側を堅持する根性だけはあるのだから意味がわからない．努力の方向性が不健全なんだよ．

自ら進んで理想的な奴隷であらんとする点で、ユヅキと母親は同質なのであーる．

うぇ～ ユヅキを観れん．

えいめん