matrixレザレクション観た

警告、matrixの秘密に触れてはならない

ネタバレを読まず、真実を知りたくない者は青いカプセルを飲み、ここから立ち去れ

真実を知りたいものは赤いカプセルを飲み、下へスクロールせよ！

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所感：

残念ながらmatrixレザレクションズは伝説にはなれないだろう．

storyに破綻はないんだ．ただ、テンポが悪くて長い．展開がやや平板．

それでもrebootには成功したとは思うので、全くダメなどと言う気はない．

あらすじ：

時代は、マシンvsザイオンの戦争が終わってから50年後ぐらい．

ザイオンは滅び、人類は新しいサンクチュアリを建設して暮らしている．

ザイオンが滅ぶとは一体何があったのか？

マシン・ザイオン戦争の直後、電力不足のためマシン同士の戦争が勃発．旧マシンシティは共倒れ状態になる．マシン同士の戦争のあおりを喰らってザイオンも滅んだのだった．

劇中のネオは、まるでmatrix1のように現代社会でITエンジニアをやっている．ネオは精神を病んでいてmatrix123の場面がフラッシュバックして苦しんでいる．トリニティは別の男性と結婚し子供をもうけている．ネオはトリニティへの想いを引き摺っており、トリニティも現在の家庭に違和感を感じつつ生活している．

ある日、ネオのところへモーフィアス（電脳バージョン）が現われ、ネオは赤いカプセルで現実に戻る．マシンシティの培養器から外された時に、目の前の培養器にトリニティを目撃する．なぜそこにトリニティが？

ネオは人類の地下都市へ招かれる．そこの将軍はなんとナイオビ（お婆ちゃんバージョン）．matrix123の成果でマシンは人類を脅かす存在ではなくなっていた．しかし、旧マシンシティが滅んだ後に新たなマシンシティが出現した．新たなマシンシティは新たなmatrixをも作った．新マシンシティが人類の脅威になるのではないかとナイオビは危惧している．

新マシンシティのエネルギー源はかつてとは異なる．新マシンシティの創造主はネオとトリニティを蘇らせた．ネオとトリニティが出会えない葛藤が莫大なエネルギー源となるのだった．（まどマギみたいだと思ったにょ）

ところがいま、ネオが現実に還ってしまったという事は、マシンにとってはエネルギーの枯渇を意味する．マシンとしてはトリニティを人質に取っている．ネオへ培養器への帰還を要求するマシン．

ネオ達は、トリニティ奪還のために新マシンシティへ向かう．

トリニティは解放され現実へ戻る．

トリニティ＋ネオのダブル救世主体制になる．

fin.

あらすじは以上．

不満点：

・人類滅亡の瀬戸際ではないので緊迫感がない

・ネオよりもトリニティがキーパーソンであるのは面白みに欠ける

・上映時間が2時間半ぐらいあるんだけど、1時間45分にすればよかった．ダラダラと長くてmatrix1のテンポの良さが無かった

・matrix1のカッコイイ決めポーズが無かった

・matrix123はカンフーのワイヤーアクションだったが、matrix4では殴り合いと高速カット割りだったので、アクションシーンがせわしなく、あまり面白くない

・CMでは「意欲作」などと高く評価する映画業界人がいるが、それは褒め過ぎである

評価点：

・しっかりとrebootした

かしこ