2013年3月17日日曜日

油面公園での防災訓練を見学

油面(あぶらめん)公園といってもどこの公園のことかわからないと思います.目黒区の祐天寺駅の近くにある公園です.かつてこの辺は菜種油の産地で、江戸城に納品する菜種油は免税品だったため油免税→油免→油面というのが名前の由来だそうです.学生時代にここで寝てたことがありまして、わたしにはおなじみな公園です.

今日の午前に、地震を想定した防災訓練が油面公園でありまして、わたしは別の町内会所属なので訓練参加者としてではなく見学のみさせてもらいました.

消防さん曰く、この防災訓練はちょっと変わった趣向だそうでした.普通の防災訓練はシナリオありきで訓練メニューが参加者の少なくとも代表者には開示されているものですが、今回はシナリオは秘密にされていて、怪我人を発見したので救助してください!のように突然言われる、何が起きるか判らないミステリー防災訓練なのだそうです.

↓消防さんが用意した地図.消火栓とかいろんな情報が記入されているみたいです.出火位置とか怪我人の有無を描き込んであります.
↓怪我人のダミー人形です.砂袋なのですごく重たくて一人じゃ持てません.人を乗せた担架もすごく重たいです.
↓おなじみ消火器による消火訓練です.訓練用の消火器なので中身は水なんで迫力はイマイチなんですけどね.本物の粉消火器とか二酸化炭素消火器をぜひ使ってみたい.
 ↓消防さんが謎の器具を出しました.水道のマンホールを開けて、水道の本管から消火用の水を横取りする器具です.実際に水道のマンホールで実演していましたが、人大杉で見れませんでした.
 ↓防災倉庫から最終兵器「Dポンプ」が5台ほど登場.DポンプのDってディフューザーのDなのかな?ボイラー技士試験でそんなポンプがありました.
↓公園の隅にある防火水槽40m3を水源にして、ポンプを稼働させました.40m3なんかすぐに使い切っちゃうように思います.
↓ホースを片付ける時にはどうやるんだろ?というのが気になっていました.解答は予想通り、二人がかりで水を追い出しながらアンモナイトのように巻き巻きします.
 ↓この屋根は犬小屋の一部かと思ったら間違いでした.この屋根の下には2名が下敷きになっています.それを救助するという想定です.ジャッキとかバールが使われました.
 ↓下敷きの2名は無事救助されました.リヤカーで本部前まで運びます.
 消防さんが30人ぐらい来てました.消防さんはこのような啓蒙活動もやってるんですねー.

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4 件のコメント:

  1. 私の着目点
    ホ-スの巻き方、なるほどね-、その様にホ-スの前端、後端を重ね、布部分のみを回転させ巻けば、ホ-ス内の水も吐き出せ、早く
    巻けると思いました。我が家の台所には、
    粉末(ABC)消火器(加圧式) 総重量3Kg、放射時間14秒が有りますが、地震、火災に備えもう少し何か準備する必要が有ると
    考えているのですが...?

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  2. 私も先月丸二日かけて防災リーダー研修なるものを受講してきました。そこで40立方m水槽からこのポンプで放水するのもやりました、20分ぐらいもつんだそうで、初期消火用だそうです。それからなぞの箱は多分マンホ-ル内の消火栓から放水するキットで、マンホールを開ける道具から一式そろっていて27万円します!!ウチの自治会にも今年2箱配られるらしいんだけど置き場所を探さなくちゃ、、。消火栓5個に1箱程度だから、どこに置こうか迷うよ。

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    1. えっ、配られる!? しかも2つも??? それはすごいです.
      そちらの自治体は金持ちかも?
      エンジン不要で、電気不要で、イザという時に役に立つ道具だと思いました.

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