2018年10月14日日曜日

消費税10%と外国人単純労働で憲法改正発議にこぎつけられるという算段は成立するのか?

今回は本当に消費税10%にするみたいですね.憲法改正を妨害しないでクレヨナ財務省、という恩を売るためなのでしょう.

外国人単純労働者を入れるみたいですね.憲法改正に力を貸してクレヨナ経団連、という恩を売るためでしょう.中国人と韓国人と朝鮮人を除外してくれるならまだマシなんだけどねぇ.

USとTAGをするみたいですね.安倍政権を安堵してクレヨナUSA、という恩を売るためでしょう.

竹下派の加藤勝信氏が自民党総務会長に抜擢されポスト安倍に浮上、とはやし立てる一部マスコミが居ます.後継者は竹下派でしかも大蔵省出身者にしてあげるからさぁ、憲法改正に協力してクレヨナ竹下派、という恩を売るための人事でしょう.

たかが日本国憲法に自衛隊を追記するだけの憲法改正にこれだけのバーターを繰り出さなければならないのが安倍政権の脆弱なところではないかと思います.というか、そこまで脆弱なのかという驚きを禁じ得ません.


がっ、憲法改正のためには、ある意味で最も大切な一派ともいえる公明党にはどういうエサを与えるのか? それが見えないんだよなぁ.まさか新聞への軽減税率適用で満足する公明党でもありますまい.

公明党は「来年の参議院選挙前に憲法改正議論をするのは拙速だ」と党首が言うくらい全くやる気がありません.この発言の「参議院選挙前は嫌」というのがポイントです.なぜなら現時点ですら参議院の憲法改正賛成の議席2/3は薄氷なのですから、来年の参議院選挙後に2/3を確保できていると思ってる人はほとんど居ないはずです.それを承知で、憲法改正議論は参議院選挙の後にしろと言ってる公明党代表にやる気が1mgも無いのは明らかです.

その公明党にどんなエサを与えるのでしょうか? 興味深いところです.

ちなみに、沖縄県知事選挙で38万:30万という微妙な票数で与党候補が負け、デニーちゃんが勝ったのは、公明党のサボタージュのせいじゃないのか?と思っているんですが、特段の根拠はないです.

以上のように、公明党のせいで憲法改正発議すら出来ないんじゃないか?という気がしてなりません.素直に見たら現在状況はそうなっているとしか思えません.逆に考えれば残るは公明党だけともいえますが.

仮に公明党に首を縦に振らせたとしても、国民投票をいつやるのか?
来年の参議院選挙に衆議院選挙と国民投票を全部まとめてやる以外の選択肢はないでしょう.でもそうするとまたしてもネックは公明党.彼らは疲れる選挙を強烈に嫌がりますから.


ここ数日のTVは、築地市場の豊洲移転の件で持ちきりです.小池都知事がTVに映ります.憲法改正の発議すら出来ない可能性が50%以上あるんじゃないかなぁと思いつつ、久しぶりに小池の顔をみて思うんです.
もしも憲法改正の発議すらできずに安倍政権がレームダック化したら、そのPoint of No Returnは、希望の党が不発に終わった2017年10月22日の衆議院選挙だったと回顧されるんじゃないかな? 自民ー公明-希望の3党で憲法改正を推進していればよしだったが、自民-公明だからダメだったんだと.

かしこ

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