2019年12月28日土曜日

スターウォーズEP9 会社の忘年会みたいな義務感と虚脱感

冷えたビールを飲みたくて、冷凍庫へ入れてから風呂に入ったら忘れちゃって、2時間後に開けたらシャーベット状になってたよ.フローズンビールという新ジャンルが偶然から生まれた記念すべき日となった.スプーンで召し上がります.
フローズンビールを食べた後、スターウォーズEP9を観に行った.

ダメ映画でしたかね.会社の忘年会に義務的に参加したときの虚脱感、あれと似た気分になった.

まずはパルパティーンが生きていたってのを受け入れ難い.あのEP6が辿り着いた地点は何だったのかという徒労感が激しい.アニヲタ的には沖田十三が生きてたってレベルの、前作を否定しすぎのレッドカードじゃないか.「クローン技術」というセリフがあったが、だったらダースベイダーを生き返らせてまた子分にすればいいじゃん.「わたしは3人目だから」と自省的なダースベイダーが登場したらカイロ・レンよりよっぽど面白いわ.そういやフルフロンタルもクローンらしかったな.

レイがパルパティーンの孫っていうのも取って付けたような設定だった.

スカイウォーカー家(善)のカイロ・レンが悪で、パルパティーン家(悪)のレイが善で、その逆転した二人が悪と善のままで愛し合って悪と善が中和して平常心になって、平常心が皇帝を打ち倒したら面白かったかもしれない.
だけどEP9はどうだったかというと、迷いまくったカイロ・レンが善に戻り、レイとカイロが意気投合して皇帝に立ち向かうが、皇帝復活の餌になってやんの.

まさかハリソン・フォードが登場するとは思わなかった.一番驚いた.

なんだかなー

かしこ

4 件のコメント:

  1. ハリウッドのシステムでは難しい話を作ったりまとめたりってできないかもですね。ランボーとかインディージョンズとかのあまり内面を描かない映画を作るには素晴らしい仕組みでしたが。
    ジョンラセターもMetoo運動で消えちゃったし。

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    1. 長年のSWファンと反省会をしました。
      ep789がああいう焼き直しなのなら、如何にファンサービスだとしても無意味だという結論です。エイメン

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  2. 考えたり考察するものじゃなく、蛇足すらお祭りイベントして嗜むもので。
    『考えるな、感じるんだ・・・・』そういう楽しみ方もありでは。

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    1. わたしはあまりマジメなSWファンじゃなくて、EP789ではEP8が好きという人なんでSWファンの風上にも置けない者です.

      長年のSWファン嬢ならEP789を擁護するのだろうと思っとったのですが、嬢曰く、あのEP789だったら作る意味なかったんじゃないかしらと言ってました.鉄板ファン嬢にしてその評価かよとびっくりしました.
      もう一つ、ルーカスって偉かったんだーという点も一致しましたー

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