冴えない彼女の育て方Fine 第８週目 →よい2019年でした

「冴えない彼女の育て方」第８週．2019年のひら的アニメシーンはこれで完結、といったところ．2019年は数年ぶりに幸せなアニメライフを送れたと喜んでいる．

2019年を思い起こせば、１月期にはあの名作姉妹丼恋愛アニメ「ドメスティックな彼女」でテンション縛上げだったわたしだ．

続く４月期７月期で再放映されたのが「冴えない彼女の育て方」だった．10月下旬には劇場版Fineが続く．

加藤恵は面倒なのでわたしの好みではないのだが、加藤というキャラを創った「冴えカノ」を激しく高評価したい．

日本のアニメの巨匠達が創ったヒロイン達が加藤恵によってupdateされてしまった．

ラナちゃんを、モンスリーを、クラリスを、フィオリーナを、レスフィーナを、セイラさんを、フィアナを、ミンメイを、ミサトさんを、武藤里伽子を、ハルヒを、長門を、卜部美琴を、、、加藤恵は凌駕してしまった．

巨匠達がアニメ業界の限界を打ち破るのにどれだけ苦労しらかなんか知らないよ．

巨匠達の演出手法がどれだけ優れていたかどうかなんか知らないよ．

それよりも、恋がとめどなくなって泣くわ怒るわするまでに女子キャラを追い詰めれた作品が他に在っただろうか？

「恋がとめどなくなって泣くわ怒るわする女子キャラを描くこと」に意味はあるのか？
それはそれは濃厚にあると思う．
むしろ、そんなたわいの無い事にfocusしたたわいのない作品だからこそ素晴らしいんじゃないのかな？ たかが胸キュン女子を描くだけを目的とした作品が成立しうる日本アニメ業界（もといラノベ業界）はかな～りイケてると思う．

逆に、東京のヲタク高校生の生態を描いた本作は外国人にはあまりウケない気がする．外国人には存在が遠すぎると思うからだ．でもそれでいいんだよ．ヲタク文化はもっと特殊化せよ．もっと腐敗せよ．もっと内向きになれ．それこそ日本ヲタク業界の正常進化形ではないか．

平坂さんはどういうアニメが好きなんですか？と聞かれたら従来から答えは決まっている．

 １位：未来少年コナン

 ２位：４月は君の嘘

この２作品は鉄板だった．

３位以下は三千里、ヤマト、ガンダム、イデオン、カリ城、マクロス、エバ、ルルーシュ、ハルヒ、ヨスガ、まどか、謎カノ、ドメカノと色々あったのさ．

だが2019年をもって、第３位が確定した．

 ３位：冴えない彼女の育て方

幸福な2019年であった．

かしこ