2021年5月23日日曜日

石定盤 自作3Dプリンタ、自分で自分を改良する

3Dプリンタを作ろう!

石定盤3DPが稼働したので、自分で自分のパーツを打ってupgradeしてるとこ.

従来は1万円3DPでパーツを打っていたので100mm以下というサイズ制約があり、小さな部品を組み合わせていました.石定盤3DPは200mmまで打てるので自由度が拡大しました.

改良したのは2点.

1点目は、Z高さセンサの取り付け部品です.
↓従来の構造では、ホットエンドをクランプする部品の先っぽにセンサをつけていました.この構造だと先端がグラグラするので、ノズルとセンサの段差が不安定です.その結果オートレベリングが失敗しがちでした.
↓改造版は、1つの水平部材にホットエンドとセンサを取り付けるようにしました.長手寸法が113mmですので1万円3DPでは打てないサイズでした.

2点目はステージの土台です.
↓170mmサイズの「人」型部品を打ちました.
↓従来の構造では、ステージの下に水平調節機構がありました.この部品も1万円3DPで打ったのでサイズは80mmです.
↓水平調節機構を外して捨てます.オートレベリングを活用するのなら水平調節機構は不要だと思うので撤去です.
↓水平調節機構の代わりにヒト型部品を取り付け.
↓横から見た写真.ヒト型の上にステージを取り付けます.すぐに剥がせるように両面テープで弱く貼っただけです.水平調節機構はもはやありません.

かしこ



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よろしくでーす.

7 件のコメント:

  1. いやぁ、こんなものが「自作」できる時代が来るなんて。
    ※3Dプリンタで、
    「ハロ」
    が、自作できる時代も、すぐそこですね・・・

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    1. ガンダム第一話ではアムロがPLDみたいなのを「焼く」と言ってました.
      「ダウンロード」じゃないのかぁ?

      ハロを作ったのはアムロなので彼は高い技術を持っています.親父に似て.

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    2. あと中華通販には感謝ですね.どう考えても日本で調達すると3~5倍のお値段ですから.

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    3. >「ダウンロード」じゃないのかぁ?
      開発環境の場合は、「RAMにダウンロード」ですが、スタンドアローンだと、
      コンフィグROMにデータを「焼く」ことはありますし、
      当時の(C)PLDは、「ヒューズ型」あるいは「EEPROM型」があったので、
      「焼く」でも間違いではないと思います。

      -----
      あとは、
      「それなりのAI」
      が、あの大きさに入るかどうかですね・・・
      ※Wifiが繋がってて、オンラインでいいのならば、
      多分、今でも可能ですね。「コルタナ」とか「Siri」とか、あるし。
      (というか、Googleアシスタント(スマートスピーカー)組み込めば、今でもできるな。)

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    4. ま、1978年は皆さん焼いてましたかな.
      ちなみにハロの声優さんはセイラさんなんです.

      先日買ったアレクサはもうちょっと会話が成立してほしいです.
      「アレクサ、近くのマックはどこですか」
      「わかりません」
      えーわかれよそのくらいと思ってしまいます.

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  2. 返信
    1. いま、印刷中に席を外して戻ったら、ホットエンドで熱詰まりが生じていました.
      なんということでしょう.

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