2022年2月19日土曜日

まんぼ~日記(30日目)東京PCR13,516 トンネルとコロナ

はいっ、本日も「些細な数字の変動で一喜一憂するコーナー」のお時間となりました.

北海道新幹線のトンネル工事が硬い岩塊にぶち当たって1年半ほど遅れるという厳しい報に接し、トンネル掘りの専門家に取材しましたのでレポします.

簡単にはシールドマシンで掘れないくらい硬い岩塊に当たってしまったという件なのですが、なんか疑問がいろいろです.Q&A形式で読者の疑問に答えます.

Q1:シールドマシンって岩盤に負けてしまうのですか?

A1:シールドマシンには、土砂や砂地を掘るタイプと、岩盤を掘るタイプがあり、今回は前者を使ってたのでしょう.土砂仕様ですと岩盤を掘れません.

Q2:シールドマシンを解体して岩盤タイプに換装して掘り進むのでしょうか?

A2:この現場ではシールドマシンが水密体の役割も兼ねているようです.つまり、シールドマシンが湧水をブロックする栓の役割も兼ねているので、もしもシールドマシンを撤去してしまったら水没して終了です.ゆえに現行シールドマシンの撤去ができない、という事情がありそうです.

Q3:とすると、う回路で岩塊をバラすのですか?

A3:そのようです.ただし、湧水の中で迂回トンネルをどうやって掘るのか?

Q4:う回路を掘る人は決死隊ですね.

A4:湧水の量にもよりますが、決死隊方式で済むならコストが安いのでベターではあります.湧水が多くて特攻隊になってしまうようですと今日ではコンプラ的に耐えがたいので、周辺地盤に止水注入する手が在りますがコストはもう大変です.

Q5:注入で地盤改良というとダム工事の技術ではないですか?

A5:そうです.岩盤の亀裂に注入するのと、砂地に注入するのとでもコストに差が生じます.今般の工事が砂地だとするとコストがアレでどうしたものやら.....

いかがでしょうか?
トンネル工事の方々の苦労が偲ばれます.関係者の皆さんはアタマ痛いでしょうねぇ.

苦労というと、スガさんに言われてワクチン接種体制を整えるべく奔走した関係者の皆さんも大変なご苦労をされたことと推察します.

というわけで本日の成績をば.

本日の成績:
病床使用率     59.9%
オミクロン株の特性を踏まえた重症病床使用率     33.7%
重症者      87人
患者発生数      13,516人
検査件数3日移動平均     18,921件
死亡者     27人

かしこ

6 件のコメント:

  1. 国債救助隊に、モグラタンクの出動を要請せり!。

    こういう話を見ますと、ジュール・ヴェルの「地底旅行」を思い出さずにはいられません。↑の話とH・G・ウエルズの「月世界最初の人間」とが、自分の小3から始まった本読み趣味の原点なんですよ^^)。

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    1. くわーっ、その手があったか... 強くて速そう.

      わたしは「ミクロの決死圏」みたいだなぁと思ってました.血管=トンネルみたいな.

      古典SFから始まった読書の旅は異世界転生を経て果たして何処へ向かうのか?

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  2. >「ミクロの決死圏」と言えば…
    「ウルトラセブン」でも似たよなプロットの回があったんですが、その時の被験者(宇宙人に乗っ取られた少女)が、子役時代の”松坂慶子さん”だったんですよ^^)。

    また…、「ミクロの決死圏」と「インナースペース」ってなんか記憶の中で混ざりませんか?(自分は結構怪しい^^;)。

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    1. >松坂慶子

      ですよねー.なんかエロい女子だなぁと思って観てたヒラサカくんでした.

      ミクロとインナーはわたしの場合は混ざってないんです.なぜかというとインナーを観てないから.なんかチャチいなって思っちゃって.

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    2. >>松坂慶子…
      どっちかって言うと、忍者ハットリくん(実写版)のお姉さんの方が印象あるんですけどね(エロいって意味で^^)。

      >「インナー…
      はギャグですかもんね。

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    3. 白黒のハットリくんって知らなかった.なんでだろ?
      わたしが生きた時間線には白黒実写版のハットリくんは存在しなかったもので.
      時空間がアバウトになり過ぎてて困りますー

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