ロシアについて（ウクライナ）

ロシアがウクライナ侵攻するかもな昨今、消費者の皆様におかれましてはエネルギー価格の上昇でお寒い冬をお過ごしの事と存じ上げます．

ウクライナに侵攻するかどうかにはさほど興味ないのですが、日本の保守派がロシア・プーチンに対して弱腰というか、バイデンなんかに呼応するのはそこそこにしとけよ、と言うのが気に入らない．

保守派の意図は「日本にとっての主敵は中国なのだからロシアを敵に回すな」なんだけど、USがそういう振る舞いをするのなら意味はあるが日本ごとき空気のような国家がロシア相手にそんな立ち回りしたって何の駆け引きにもならん．

プーチン在任中に北方領土が帰って来る期待はもうないです．安倍さんコケにされてたもんね．だからプーチンを失脚させる方向性に賭けるのがベターです．

過去を振り返っても、幕末からこっちロシア・ソ連が友好的だった場面なんかほとんど無い敵性国家なのだから、甘い期待なんかしたって「援助を取られて見返り無し」を繰り返すのがオチです．

ヨーロッパ方面に目を転じると、「NATOが東方拡大するのは約束違反」とプーチンは言うけど、「ご都合主義言うな」と笑ってやればいいんです．東欧諸国がNATO加盟したい理由はロシアを嫌いだからです．長い年月をかけてロシア・プーチンが衛星国から好かれるようにすればよかったのにそうしなかったんだもん、身から出た錆です．それなのに現在値だけ見てロシア同情論を語るのは間違ってます．

「内政は独裁、外交は嫌われ者、天然ガスだけ買え」そうゆうひねくれ者と協調関係を築くには？ という命題設定が間違ってんのよ．とりわけ日本には無理．そうゆう生意気は核保有ぐらいしてから考えましょう．日本は、機会があればこれ幸いとロシアとの関係を冷却し続けてりゃいい、少なくともプーチンの間は．

EUは対ロシアの緊張を持続するのに疲れたのか、ロシアを甘くみているのかよく判らないけど、ロシアにエネルギーを握られても構わない方向性のようです．日本はそうなりませんようにお願いします．

今般のウクライナ騒動は軽くドンパチはあるかもだけど、メルケルが「ウクライナのNATO加盟に慎重姿勢」と声明して終わるんじゃね？

まずは核ということで．

かしこ