2023年10月7日土曜日

【保存版】古いBESTドアノブの分解方法

「これは宇宙人が設計したのか?」
そう呟いたわたしでした。

BESTというドアノブの会社があります。たぶん50年ぐらい昔の物ですが、外す必要があったのだけど構造がMIWA等とあまりにも異なるので死にかかりました。
↓外部には鍵穴。
↓内部はサムターンっぽいのがついてる物です。
↓外した全景です。以降ではこの状態を分解してゆきますが、実際はドアに仕込まれた不自由な作業になります。
矢印部品は、分解出来なくて絶望したわたしが破壊したカバー部品です。皆さんは絶望しませんように。

↓外部側のカバーはネジになっています。これはMIWA等でも同様の構造ですね。これを緩めたからといって決定的な解決ではありませんが、作業性が良くなると思います。
↓次はラッチを除去します。ラッチの奥はシュモクザメみたいな構造です。MIWA等との隔たりが段々と明らかになってゆきます。
↓ラッチが本体に嵌合する構造。なにこの複雑さ。
↓本体嵌合部は凹むようになってます。指で押すまでもなくノブを回すと凹みます。なのでラッチを外すにはコツがあって、ノブを少しだけ回して、ガタを利用してガクガクさせるとポロッと外れるという運任せです。キツイ仕様。
↓さぁて、努力の甲斐あってここまで来ました。でもまだドアに固定されています。抜けません。
↓次に勇者諸君に気づいてもらいたいのは、内側ノブのカバーを回すと現れるこの穴です。この穴を発見出来ればステージクリアは近いです。
↓この穴はピンセット先端のような細い物で押せるようになってます。
↓やった外れた。
↓ピンセットで押した穴。
↓最後のドーナツ部品を撤去して分解完了。
↓これが分解した全景です。これ以上分解出来ません。

唐突に終了です。

複雑さゆえにコスト高そうな気がする。

かしこ

4 件のコメント:

  1. あるある見たことある。ポッチがサムターンもの。ボロアパートのドア?内装ドア用で外回りドアは、本当は、いけないやつ。懐かしいドアノブ ばらすとき、破壊部品。ネタとして、好感度高い。

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    1. いや~簡単にドロボーに開けられちゃいそうな感じの鍵でした.
      そのくせ、ドア修理のために分解しようとするととても苦労するというのはなんだかなーでした.
      分解ではピンセットで押すのをお忘れなくー

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  2. murasaki
    記事を読んでいるだけで発狂しそうな難しさ。遊技機は昔のツールを未だに使うことがあって、インストールにこれと似たような理不尽な手順を要求されることも。その度モニターの前で毒づいています。古き悪き時代。

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    1. 鍵もパチ台もそうですけど、容易に分解させない系のモノって、基本的にカシメかスポット溶接なので、RPGで地雷踏んでGAME OVERみたいな気難しさに悩まされます.

      宇宙人仕様で絶望しませんように.

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