自己紹介:1964年生、O型、海老名市出身、目黒区在住、既婚、趣味 アニメ/回路設計/リフォーム、最終学歴 東京都立大学マンガ研究会、現職業 不動産賃貸/アルバイト、社歴 ソニーマグネスケール/日本HP/ソニー、2010年末失業、好きなアニメ 未来少年コナン/チェンソー/四月は君の嘘/WA2/冴えカノ、異常に器用、スポーツ/虫/キュウリが苦手、よろぴくね~ リンクはご自由にどうぞ.https://twitter.com/MuskeyNorm https://www.pixiv.net/users/83487768
「アリスとテレスのまぼろし工場」って、何処行っちゃったんでしょうか?※とっくに読了してるんですが、なんか、もうどーでもよくなってきました・・・(ちょっと最近、忙しくなってきて、イロイロどーでもよくなってきてます。)一言だけ感想を言うと、「これは、沙希(五美)の夢の話」なんじゃないかと思いました。
「アリスと」は、興行の数値が不明なんです.動員数値から割り出せるらしいですけど.たぶん3億円の手前でしょう.五美の夢であってると思われます.五美が拗ねてユメセカイを作ってしまい、現実へ還るまでの物語.恋愛、リビドー、escape from秩父、永遠の生 などを要素として追加.
これってやっぱり、・岡田麿里の、自伝だよな・・・※この人の感想が、良くまとまってると思ったhttps://c-underline-shiika.hatenablog.jp/entry/2023/10/08/170745『アリスとテレスのまぼろし工場』見てきたこれ読んで思ったけど、実は岡田麿里って、・私小説作家なのかも知れないなー、とも思った。自分の過去を「切り売り」して、日銭を稼ぐ。今までもそうでしたが、この作品は、その、・集大成みたいなもので、もう、これ以上は、「切り売れる」自分は残って無いんじゃないかと。(祭りの日に、置いてきぼりを食らったっていうのは、実話なんじゃないかと思います。勿論、そこから「失踪」とかは無いと思いますが、精神的には「現実からの失踪状態」になって、今に至る、だったりして。)
>現実からの失踪状態それが、彼女の、・活動の原点なのかも知れません。「自分だけ」ここに取り残されて、「時間が止まっている」(なので「変化出来ない/してはいけない」になる)周りは「構わず、進んでいく」そこから逃げ出せない焦りみたいなのが、すっと、心の底にある、とか。
>集大成なんか、本人も、・やり切った感みたいなのがあったみたいだし。今まではイロイロ制約があって出来なかった事を、やりつくしたみたいなこともインタビューで言ってました。※これがホントなら、次回からは、次のステージへと、「作風も、変わるかも知れませんね。」
岡田の名で作った作品はいつも自伝です.ただひとつ「さよならの朝に・・・」を除いて.「さよ朝」も興行は失敗でしたけど、業界人にはけっこう好評だったみたいです.あれはいいアニメでした.そして私小説的なところが昭和っぽく感じるんでしょう.秩父では町興し的に岡田作品が使われているみたいですけど、岡田作品って「秩父は嫌」「秩父でも仕方ない」がベースなのでどっちかというと秩父disりなんですけどね.秩父の町興し的にそんでいいのかって思っちゃうんですけどぉ.>「現実からの失踪状態」それで永遠の生のセカイを作ってしまった点にissue設定しなかったところは脚本の失敗でした.escape from秩父で収まらない設定になっちゃってるんで.アニメがスカッと一件落着した感覚に成れない理由です.
そう考えると、・偉大な、オナニー作品(観客動員数とか、もう、どうでもよくて「作品を作れただけで満足」)なのかも知れません。これは、「岡田麿里の、岡田麿里による、岡田麿里の為の作品」と、言えるかもです。(作者のオナニーなんて、ファンには「堪らない」大サービスですね(笑)
>脚本の失敗いやでも、「彼女の頭の中」を、・忠実に再現すると、こうなるんじゃないかな・・・多分、この辺は、・観客に、理解されなくてもいいと、割り切ってる感がある。>アニメがスカッと一件落着した感覚に成れないも、同じ理由。「他人の頭の中」分かるわけないし、分かっても、・スカッとするハズなんてない(笑)※小説を読んでても、「あ、この人は、読者の存在なんか、どーでもいいと思ってるんだろうな・・・」と、何回も思いました。ちょっと穿った見方をすると、「自分は世の中に『置いてきぼりにされた』ので、今度は、私が『世の中を置いてきぼりにする番』なのだ」みたいな感じを受けました。(それが上手く行っているかはともかく)この辺りも、「賛否両論」「好みが分かれる」ところなのだと思います。いずれにしても、「万人向け」ではないです。
>昭和っぽく感じる作者は、間違いなく・世間を恨んでいます。見てれば分かります。その辺が「理由」のような気がします。(そういう意味では「中島みゆき」に、似てなくもない。「昭和歌謡」というのは、必ず、何かを「恨んで」いますからね。演歌とかも、それに近い感じ。)
>彼女の頭の中を、忠実に再現すると、こうなるんじゃないかな個人のフェチで好きかどうかならそう割り切ってよろしいかと.ひら的には「キスがエロい」ので合格というのはフェチ判断ですから.フェチ論とは別に、客観的かつ論理的に評論する姿勢も必要なわけです.すると「永遠の生をスルーはあかん」になります.だたねぇ、永遠の生が大きすぎるという指摘をしてるのを見た事ないです.なんで誰もそこを指摘しないのかが不思議です.ま、アニメ評論なんか所詮はフェチの絶叫でしかないのでしょうけど.
岡田の自伝本がありまして、岡田の生育環境はまんま睦美みたいなもんです.岡田がその恨みを克服したのかどうかは知りません.「空の高さを知る人よ」は克服(受容)したっぽいラストですけど.生育環境から脱出したいとか、生育環境以外は全部否定とか、そういうのを克服した人って見た事ないんですけどね.自分を含め.あと、居場所が見つからないで流浪している人で居場所をみつけられた人も知りません.
あと、スカッとすることを目的としていない作品なのでスカッとしないのは当然というのは、「アリスと」には適用できないんですなぁ.「アリスと」のラストの現実に帰還するシーンは、観客をスカッとさせるための盛り上がりを意図して作られています.あれはそうゆう作劇論でやってます.でもあれでスカッとしちゃう客がいるんだから、目が肥えてない奴ってのは怖いわ.
>客観的かつ論理的に評論する姿勢「人の頭の中」なんて、「客観的」や「論理的」などであるワケがありません!※そうは言っても、「公開アニメ」なんだから、そういう「評論や批評」に、対応しなけりゃいけないハズなんですが・・・有名な2chのスラングに、「こまけーことはいいんだよ!」と、言うのがありますが、それを地で行ってる感じ。※私はここで、彼女は、「自分は世の中に『置いてきぼりにされた』ので、今度は、私が『世の中を置いてきぼりにする番』なのだ」と、考えてる(意識的では無いかも知れない。無意識的にかも知れない。)んじゃないか?と言う立場を取ります。(彼女を擁護してるわけではないです。そう見えると言ってるだけ。)>「アリスと」のラストの現実に帰還するシーンは、観客をスカッとさせるための盛り上がりを意図して作られています.あれはそうゆう作劇論でやってます.これは、私も同意します。(ただ、盛大に失敗しているように見える・・・)ここで私は、「え、ナニコレ?」と、盛大に「置いてきぼり感」を喰らいました。(自分が分からないのが悪い、みたいな感じと言うか。)※これを作者が「分かってやってたら」相当な詐欺師だと思いました。(今まで、一生懸命読んできた私って何ものだったの?、みたいな。)(カネ返せレベル(笑)ラストは、やっぱり「意図的」なんだろうなー・・・
>あれでスカッとしちゃう客がいるなんかねー、ここまで書いてきて、ソレって・他人のオナニーを見ながら、自分も一緒に気持良くなっちゃう奴なんじゃないかなー、と思いました。(ちなみに、私はそうではなかったです。)
>「人の頭の中」なんて、「客観的」や「論理的」などであるワケがありません!映画を監督したり演出したりPは、作品に対して客観的に論理的に判断して仕事してるんです.そうじゃないと投資判断がまとまらないから.
>目が肥えてない奴ってのは怖い実は、この作品には、・「起」も「承」も「転」も「結」もありません。至る所に「伏線(らしきもの)」が、張られていますが、その殆どが、回収されていません。が、なぜか、この作品には、・「起承転結」がある・伏線も、ちゃんと回収しているという、感想を書いている人を、散見するんですよね・・・※それこそ、「思い込み」というか「まぼろし」ですよ。(だから「まぼろし工場」(まぼろしを作る工場、と言う意味)なのかも)
>今度は、私が『世の中を置いてきぼりにする番』なのだここなんですけど、、、岡田がその気分で観客を置いてきぼりにして最後まで突っ走って、観客が「うぅっ」とうめいてしまうようなendingだったら、わたしの評価は★ひとつupしました.失敗作だなぁと思う理由の一つがここで、前半は独りよがりで作っていて、ラストで観客にアゲアゲアピールに切り替えてしまった.その一貫性の無さは作劇論で判断すると下なんですよ.
>そうじゃないと投資判断がまとまらないまぁ、少なくとも「商業作品」ならば、そうですよね・・・※そういう意味では、よくこの作品作れたなー、とも思った。(「素人には分からない」高度な投資判断とか、あったのかも知れませんが・・・)
補足します。↑の、「公開アニメ」は、「商業作品」と言う意味/ニュアンスです。
キューブリックのアイズワイドシャットをみて「爺さん意識ある?」って思いましたがそのすぐ後に死んじゃいました.宮崎駿も「君生き」という母親思慕映画を作っちゃって、「そろそろ棺桶に入るんだな」と思ってます.死ぬ間際の老監督は魂が抜けたような映画を作っちゃうことがあります.そこで岡田ですが、岡田ってまだ47歳なんで、まとまりのない作品を作っちゃうには若すぎだなぁと思います.でも作っちゃった...大丈夫なのか岡田さん.
>前半は独りよがりで作っていて、ラストで観客にアゲアゲアピールに切り替えてしまった私には、・最初から最後まで、独りよがりにしか見えませんでしたが。「最後に、大きく作風が切り替わった」というのも含めて。(もう、付いて行けない感・・・)
>大丈夫なのか岡田さん↑にも書きましたが、>次回からは、次のステージへと、「作風も、変わるかも」で、今までの「岡田麿里」は一回死んで、新しい「岡田麿里」に、・生まれ変わったら、スゴイですね・・・※次回作(あるならばですが)を見てみないと分からない・・・
「空の高さを知る人よ」は基本的に人生に対する前向きな態度が優っている作品なのですが(斜に構える態度はあるにせよ)、ラストの前向きな飛躍とアゲアゲがちょいと空振りで終わっています.「ここ叫」も人生前向きで、ラストまでうまくまとまりました.優秀作だと思います.岡田って、最後まで陰気な作品を作ったら面白いとわたしは思うんですが、、、、でもいまの観客は鬱endを許さないんです.ちなみにWHITE ALBUM2は鬱end...
生まれ変わった岡田には、秩父ネタはそろそろもういいかなぁ.青春ネタもさんざ作りましたし.鬱&エロ&リビドーでぐぇぇっとうめいてしまうような作品を遺して欲しいところです.岡田は性的なstoryには踏み込まない人のようですけど.「アリスと」で高校生男女のキスシーンはかなりエグい描写ができていたけれど、あの二人の大人バージョンにはピンと来ませんでした.
またちょっと補足します。>「人の頭の中」なんて、「客観的」や「論理的」などであるワケがありません!これは、「作家の頭の中」と言う意味です。>映画を監督したり演出したりP(プロデューサー)は・・・「プロデューサー」や「監督」は違いますね。(ホントのホントは判りませんが)少なくとも、・他人を動かす立場の人は、これでは勤まりません。※でも、これ「監督」もやってんだよな・・・だから、「NG」が出なかったのか。あと、主題歌「中島みゆき」だったのを、今気づきました。↑のは、気付かず書いてました。いろんな意味で「奇跡的」な、作品ですね。(誉めてるわけではない。貶しても居ないけど。)
>高校生男女のキスシーン小説では、「さらりと」しか書いて無いです。(まぁ、官能小説じゃないし・・・)※やはりここは、「映像を見よ」ということなのかも。小説/アニメは基本別もの、みたいに言ってたし。各々「表現に得意不得意があるから」みたいな感じで。
「映像を見よ」→ 「アニメを見よ」です。(まぁ、映像には違いないが・・・)
そう、監督も岡田さんがやってるんです.ハリウッド映画を見ると、脚本会議で文句言われまくってつまらなくなってしまったな、と思うことがしばしばです.けれど、日本のアニメ映画は逆の事をよく思います.「こいつらよくこの脚本を通したな(笑)」ってしょっちゅう思います.「すずめ」も「青春ブタ」もそう思いました.日本のアニメ制作現場では、名のある監督とか名のある脚本家を起用した時点で、製作委員会はあまり口出ししないんじゃないかと察知しているわたしです.きっとPは苦虫を噛み潰したよな顔してただろうなと、ニヤニヤしちゃいます.
>小説では、「さらりと」しか書いて無いですやはりそうでしたか.アニメのあのシーンを文章で描写したらマジ官能小説になっちますね.www
>その一貫性の無さは作劇論で判断すると下なんですよだから、・カネ返せと言う人がいても、不思議は無いな、とは思いました。(まぁ、私は・・・ちょっと思いました(笑)
>アニメのあのシーン見てないんで、何とも言えませんが・・・※見に行くチャンスが。我が家は、・一人で映画を見に行くことは、禁止されてるので(笑)(隠れて見に行くのはアリですが、他の外出の理由を探さなければ・・・)
夫婦でアリスを観に行くのは、あまりオススメしませんかなぁw
ジブリは、魔女の宅急便からハウルの城までが黒字で、トトロとかも赤字だったとか。
たしか、トトロとほたるの墓が併映でしたっけ?明るいのと暗いのが併映.
「アリスとテレスのまぼろし工場」って、何処行っちゃったんでしょうか?
返信削除※とっくに読了してるんですが、なんか、もうどーでもよくなってきました・・・
(ちょっと最近、忙しくなってきて、イロイロどーでもよくなってきてます。)
一言だけ感想を言うと、
「これは、沙希(五美)の夢の話」
なんじゃないかと思いました。
「アリスと」は、興行の数値が不明なんです.動員数値から割り出せるらしいですけど.たぶん3億円の手前でしょう.
削除五美の夢であってると思われます.
五美が拗ねてユメセカイを作ってしまい、現実へ還るまでの物語.恋愛、リビドー、escape from秩父、永遠の生 などを要素として追加.
これってやっぱり、
削除・岡田麿里
の、自伝だよな・・・
※この人の感想が、良くまとまってると思った
https://c-underline-shiika.hatenablog.jp/entry/2023/10/08/170745
『アリスとテレスのまぼろし工場』見てきた
これ読んで思ったけど、実は岡田麿里って、
・私小説作家
なのかも知れないなー、とも思った。
自分の過去を「切り売り」して、日銭を稼ぐ。今までもそうでしたが、この作品は、その、
・集大成
みたいなもので、もう、これ以上は、「切り売れる」自分は残って無いんじゃないかと。
(祭りの日に、置いてきぼりを食らったっていうのは、実話なんじゃないかと思います。勿論、そこから「失踪」とかは無いと思いますが、精神的には「現実からの失踪状態」になって、今に至る、だったりして。)
>現実からの失踪状態
削除それが、彼女の、
・活動の原点
なのかも知れません。「自分だけ」ここに取り残されて、「時間が止まっている」(なので「変化出来ない/してはいけない」になる)周りは「構わず、進んでいく」そこから逃げ出せない焦りみたいなのが、すっと、心の底にある、とか。
>集大成
削除なんか、本人も、
・やり切った感
みたいなのがあったみたいだし。今まではイロイロ制約があって出来なかった事を、やりつくしたみたいなこともインタビューで言ってました。
※これがホントなら、次回からは、次のステージへと、「作風も、変わるかも知れませんね。」
岡田の名で作った作品はいつも自伝です.
削除ただひとつ「さよならの朝に・・・」を除いて.
「さよ朝」も興行は失敗でしたけど、業界人にはけっこう好評だったみたいです.あれはいいアニメでした.
そして私小説的なところが昭和っぽく感じるんでしょう.
秩父では町興し的に岡田作品が使われているみたいですけど、岡田作品って「秩父は嫌」「秩父でも仕方ない」がベースなのでどっちかというと秩父disりなんですけどね.秩父の町興し的にそんでいいのかって思っちゃうんですけどぉ.
>「現実からの失踪状態」
それで永遠の生のセカイを作ってしまった点にissue設定しなかったところは脚本の失敗でした.escape from秩父で収まらない設定になっちゃってるんで.アニメがスカッと一件落着した感覚に成れない理由です.
そう考えると、
削除・偉大な、オナニー作品
(観客動員数とか、もう、どうでもよくて「作品を作れただけで満足」)
なのかも知れません。これは、
「岡田麿里の、岡田麿里による、岡田麿里の為の作品」
と、言えるかもです。
(作者のオナニーなんて、ファンには「堪らない」大サービスですね(笑)
>脚本の失敗
削除いやでも、「彼女の頭の中」を、
・忠実に再現する
と、こうなるんじゃないかな・・・多分、この辺は、
・観客に、理解されなくてもいい
と、割り切ってる感がある。
>アニメがスカッと一件落着した感覚に成れない
も、同じ理由。「他人の頭の中」分かるわけないし、分かっても、
・スカッとする
ハズなんてない(笑)
※小説を読んでても、「あ、この人は、読者の存在なんか、どーでもいいと思ってるんだろうな・・・」と、何回も思いました。
ちょっと穿った見方をすると、
「自分は世の中に『置いてきぼりにされた』ので、今度は、私が『世の中を置いてきぼりにする番』なのだ」みたいな感じを受けました。(それが上手く行っているかはともかく)
この辺りも、「賛否両論」「好みが分かれる」ところなのだと思います。
いずれにしても、「万人向け」ではないです。
>昭和っぽく感じる
削除作者は、間違いなく
・世間を恨んで
います。見てれば分かります。その辺が「理由」のような気がします。
(そういう意味では「中島みゆき」に、似てなくもない。「昭和歌謡」というのは、必ず、何かを「恨んで」いますからね。演歌とかも、それに近い感じ。)
>彼女の頭の中を、忠実に再現すると、こうなるんじゃないかな
削除個人のフェチで好きかどうかならそう割り切ってよろしいかと.
ひら的には「キスがエロい」ので合格というのはフェチ判断ですから.
フェチ論とは別に、客観的かつ論理的に評論する姿勢も必要なわけです.すると「永遠の生をスルーはあかん」になります.
だたねぇ、永遠の生が大きすぎるという指摘をしてるのを見た事ないです.なんで誰もそこを指摘しないのかが不思議です.ま、アニメ評論なんか所詮はフェチの絶叫でしかないのでしょうけど.
岡田の自伝本がありまして、岡田の生育環境はまんま睦美みたいなもんです.岡田がその恨みを克服したのかどうかは知りません.「空の高さを知る人よ」は克服(受容)したっぽいラストですけど.
削除生育環境から脱出したいとか、生育環境以外は全部否定とか、そういうのを克服した人って見た事ないんですけどね.自分を含め.
あと、居場所が見つからないで流浪している人で居場所をみつけられた人も知りません.
あと、スカッとすることを目的としていない作品なのでスカッとしないのは当然というのは、「アリスと」には適用できないんですなぁ.
削除「アリスと」のラストの現実に帰還するシーンは、観客をスカッとさせるための盛り上がりを意図して作られています.あれはそうゆう作劇論でやってます.
でもあれでスカッとしちゃう客がいるんだから、目が肥えてない奴ってのは怖いわ.
>客観的かつ論理的に評論する姿勢
削除「人の頭の中」なんて、「客観的」や「論理的」などであるワケがありません!
※そうは言っても、「公開アニメ」なんだから、そういう「評論や批評」に、対応しなけりゃいけないハズなんですが・・・
有名な2chのスラングに、
「こまけーことはいいんだよ!」
と、言うのがありますが、それを地で行ってる感じ。
※私はここで、彼女は、
「自分は世の中に『置いてきぼりにされた』ので、今度は、私が『世の中を置いてきぼりにする番』なのだ」
と、考えてる(意識的では無いかも知れない。無意識的にかも知れない。)んじゃないか?と言う立場を取ります。
(彼女を擁護してるわけではないです。そう見えると言ってるだけ。)
>「アリスと」のラストの現実に帰還するシーンは、観客をスカッとさせるための盛り上がりを意図して作られています.あれはそうゆう作劇論でやってます.
これは、私も同意します。(ただ、盛大に失敗しているように見える・・・)
ここで私は、
「え、ナニコレ?」
と、盛大に「置いてきぼり感」を喰らいました。
(自分が分からないのが悪い、みたいな感じと言うか。)
※これを作者が「分かってやってたら」相当な詐欺師だと思いました。
(今まで、一生懸命読んできた私って何ものだったの?、みたいな。)
(カネ返せレベル(笑)
ラストは、やっぱり「意図的」なんだろうなー・・・
>あれでスカッとしちゃう客がいる
削除なんかねー、ここまで書いてきて、ソレって
・他人のオナニーを見ながら、自分も一緒に気持良くなっちゃう奴
なんじゃないかなー、と思いました。
(ちなみに、私はそうではなかったです。)
>「人の頭の中」なんて、「客観的」や「論理的」などであるワケがありません!
削除映画を監督したり演出したりPは、作品に対して客観的に論理的に判断して仕事してるんです.そうじゃないと投資判断がまとまらないから.
>目が肥えてない奴ってのは怖い
削除実は、この作品には、
・「起」も「承」も「転」も「結」も
ありません。至る所に「伏線(らしきもの)」が、張られていますが、その殆どが、回収されていません。
が、なぜか、この作品には、
・「起承転結」がある
・伏線も、ちゃんと回収している
という、感想を書いている人を、散見するんですよね・・・
※それこそ、「思い込み」というか「まぼろし」ですよ。
(だから「まぼろし工場」(まぼろしを作る工場、と言う意味)なのかも)
>今度は、私が『世の中を置いてきぼりにする番』なのだ
削除ここなんですけど、、、
岡田がその気分で観客を置いてきぼりにして最後まで突っ走って、観客が「うぅっ」とうめいてしまうようなendingだったら、わたしの評価は★ひとつupしました.
失敗作だなぁと思う理由の一つがここで、前半は独りよがりで作っていて、ラストで観客にアゲアゲアピールに切り替えてしまった.その一貫性の無さは作劇論で判断すると下なんですよ.
>そうじゃないと投資判断がまとまらない
削除まぁ、少なくとも「商業作品」ならば、そうですよね・・・
※そういう意味では、よくこの作品作れたなー、とも思った。
(「素人には分からない」高度な投資判断とか、あったのかも知れませんが・・・)
補足します。↑の、
削除「公開アニメ」
は、
「商業作品」
と言う意味/ニュアンスです。
キューブリックのアイズワイドシャットをみて「爺さん意識ある?」って思いましたがそのすぐ後に死んじゃいました.
削除宮崎駿も「君生き」という母親思慕映画を作っちゃって、「そろそろ棺桶に入るんだな」と思ってます.
死ぬ間際の老監督は魂が抜けたような映画を作っちゃうことがあります.
そこで岡田ですが、岡田ってまだ47歳なんで、まとまりのない作品を作っちゃうには若すぎだなぁと思います.でも作っちゃった...大丈夫なのか岡田さん.
>前半は独りよがりで作っていて、ラストで観客にアゲアゲアピールに切り替えてしまった
削除私には、
・最初から最後まで、独りよがり
にしか見えませんでしたが。「最後に、大きく作風が切り替わった」というのも含めて。(もう、付いて行けない感・・・)
>大丈夫なのか岡田さん
削除↑にも書きましたが、
>次回からは、次のステージへと、「作風も、変わるかも」
で、今までの「岡田麿里」は一回死んで、新しい「岡田麿里」に、
・生まれ変わった
ら、スゴイですね・・・
※次回作(あるならばですが)を見てみないと分からない・・・
「空の高さを知る人よ」は基本的に人生に対する前向きな態度が優っている作品なのですが(斜に構える態度はあるにせよ)、ラストの前向きな飛躍とアゲアゲがちょいと空振りで終わっています.
削除「ここ叫」も人生前向きで、ラストまでうまくまとまりました.優秀作だと思います.
岡田って、最後まで陰気な作品を作ったら面白いとわたしは思うんですが、、、、でもいまの観客は鬱endを許さないんです.
ちなみにWHITE ALBUM2は鬱end...
生まれ変わった岡田には、秩父ネタはそろそろもういいかなぁ.
削除青春ネタもさんざ作りましたし.
鬱&エロ&リビドーでぐぇぇっとうめいてしまうような作品を遺して欲しいところです.岡田は性的なstoryには踏み込まない人のようですけど.
「アリスと」で高校生男女のキスシーンはかなりエグい描写ができていたけれど、あの二人の大人バージョンにはピンと来ませんでした.
またちょっと補足します。
削除>「人の頭の中」なんて、「客観的」や「論理的」などであるワケがありません!
これは、「作家の頭の中」と言う意味です。
>映画を監督したり演出したりP(プロデューサー)は・・・
「プロデューサー」や「監督」は違いますね。
(ホントのホントは判りませんが)少なくとも、
・他人を動かす
立場の人は、これでは勤まりません。
※でも、これ「監督」もやってんだよな・・・だから、「NG」が出なかったのか。あと、主題歌「中島みゆき」だったのを、今気づきました。↑のは、気付かず書いてました。いろんな意味で「奇跡的」な、作品ですね。(誉めてるわけではない。貶しても居ないけど。)
>高校生男女のキスシーン
削除小説では、「さらりと」しか書いて無いです。(まぁ、官能小説じゃないし・・・)
※やはりここは、「映像を見よ」ということなのかも。小説/アニメは基本別もの、みたいに言ってたし。各々「表現に得意不得意があるから」みたいな感じで。
「映像を見よ」→ 「アニメを見よ」です。(まぁ、映像には違いないが・・・)
削除そう、監督も岡田さんがやってるんです.
削除ハリウッド映画を見ると、脚本会議で文句言われまくってつまらなくなってしまったな、と思うことがしばしばです.
けれど、日本のアニメ映画は逆の事をよく思います.
「こいつらよくこの脚本を通したな(笑)」
ってしょっちゅう思います.
「すずめ」も「青春ブタ」もそう思いました.
日本のアニメ制作現場では、名のある監督とか名のある脚本家を起用した時点で、製作委員会はあまり口出ししないんじゃないかと察知しているわたしです.
きっとPは苦虫を噛み潰したよな顔してただろうなと、ニヤニヤしちゃいます.
>小説では、「さらりと」しか書いて無いです
削除やはりそうでしたか.アニメのあのシーンを文章で描写したらマジ官能小説になっちますね.www
>その一貫性の無さは作劇論で判断すると下なんですよ
削除だから、
・カネ返せ
と言う人がいても、不思議は無いな、とは思いました。
(まぁ、私は・・・ちょっと思いました(笑)
>アニメのあのシーン
削除見てないんで、何とも言えませんが・・・
※見に行くチャンスが。我が家は、
・一人で映画を見に行くこと
は、禁止されてるので(笑)
(隠れて見に行くのはアリですが、他の外出の理由を探さなければ・・・)
夫婦でアリスを観に行くのは、あまりオススメしませんかなぁw
削除ジブリは、魔女の宅急便からハウルの城までが黒字で、トトロとかも赤字だったとか。
返信削除たしか、トトロとほたるの墓が併映でしたっけ?
削除明るいのと暗いのが併映.