3Dプリンタ フィラメント接合器開発（８）石膏に骨材を投入する

フィラメントを接合しよう！

今回は石膏を強化します．

フィラメントを接合する装置を開発するため、耐熱性のある素材（耐熱石膏）で部品を作りたい．前回のトライは全部失敗しました．割れちゃうんだよ．

というわけで石膏を割れなくするのが目標です．

石膏の厚みを増やしたりする操作は当然として、、、

↓これはトイレットペーパーを水につけて溶かしたもの．もっと細かく繊維状にしたいのだけど、箸でかき回した程度ではこんなもん．ミキサーで攪拌しないとこれ以上は細かくならないようです．

↓トイレットペーパのドロドロを石膏に投入．混ざるのか心配でしたがちゃんと混ざりました．

↓雌型は極力シンプルに華奢に作りました．これに石膏を投入します．

↓硬化を待ちます．さしずめ、Pulp Fiber Reinforced Plasterってとこ．

↓ヒートガンでPLA雌型を柔らかくしながら離型しました．初成功と言いたいところですが、微妙に亀裂が入ってしまいました．それでも崩壊せずに済んでいるのはトイレットペーパ繊維のおかげです．

石膏の感想：

あわよくば土台から上物まで石膏で作りたかったが、強度が不足なのでそれは断念．

表面がパサパサしているので塗装しないと使えない．

なので、石膏を使うのは高熱に晒される箇所だけにします．作戦変更．

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かしこ