2021年1月22日金曜日

3Dプリンタただいま自作中、PLAフィラメントの地雷を踏んだ

先日、PLAフィラメントリールの寸法調査を投稿しました.

最初に買ったのはAmazonのこちらです.良好でした.
2本目に買ったのはAmazonのこちらです.これは地雷でした.

何が起きたかというと、2本目だとまともにプリントできないんです.型崩れしてデロデロになってしまいます.サポートのような細くて貧弱な部位がとりわけ悲惨でした.温度設定ぐらいは変えてみたけど回復はしませんでした.

実は2つのSPECが違うんです.

まず良好な1本目のラベルです.PLAと書かれています.
地雷である2本目のラベルです.PLA-Fと書かれています.印刷温度も違います.

このPLA-Fという素材は、PLAとABSの混ぜ物らしいんです.今稼働中の3DPにはPLAモードしかありません.ABSモードには対応していません.PLA-Fは溶融温度が違ったり粘り気が違ったりといった素性の違いにより互換性は無いらしい.それがマトモに打てない原因でした.

スライサソフトの扱いに熟達した人ならPLA-Fを使いこなせるかもしれませんが、今のわたしには無理です.

変なもん売らないでよ、まったくもう.

これはPLA-Fじゃんと気づく前、感じた点はありました.
1)PLA-Fは樹脂の硬度が柔らかい、ヤスリで削りやすい
2)それゆえ、PLA-Fは薄物の成形には不利、変形しちゃう
3)PLA-Fはプリント中の揮発成分の臭気が強い

わたしの環境だと、PLA-Fは細かい造形には使えないので、ガサツな造形物に消費しようと思います.


かしこ



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