埼玉戸建てリフォーム（12）家に歴史あり

おはよーございます。今日も出勤です。

この家にいると死んだ義父を思い出すんです。

「無軌道」「放蕩」が義父にピッタリな言葉です。さんざ悪さして、そのまま荒野で野垂れ死にするんだろう、このオッサンは、と思ってた。

しかしそうでは無かったのです。

若い頃からの浴びるような飲酒が祟って肝硬変になり、それでも断酒せず肝臓癌に発展して「もう死ぬ」と観念したのでしょう。現在リフォーム中の１階和室で、まさにこの場所で、びっくり仰天な事を言い出しました。

「同居してくれないか？」

還暦が近いわたしの人生で、これほどまでに「ちゃんちゃらおかしい」と思った体験はないです。放蕩野郎が死ぬ間際に、娘夫婦と孫に傅かれて（かしずかれて）心安らかに死にたいと言ったのです。呆れる。嗤う。

アンタの放蕩ぶりを全部知ってるんだぞ俺はぁ、とわたしは瞬間沸騰の大激怒。グワッと睨みつけて、

「俺を甘く見るな！」

とだけ、言い放ちました。それで会話は終了。機嫌が悪くなったわたしはその後ブスッとしてました．

でも、義父にはどうして拒絶されたのかが1mmも理解出来なかっただろうし、孫子に囲まれた幸福な死が叶わず失意のまま死んだのでしょう。

わたしは昭和39年生まれですが、わたしと同年代から若い世代は、あまりにも悪辣な親とは縁切り、というドライな態度じゃないですか？ それが親子関係のベース意識でしょう。奥さんをして「あたしにとって家族は地獄だった」と云わしめる元凶であった義父が「娘夫婦よ俺に傅け」と言ったら、そりゃあ撃退しますわな。「俺を甘く見るな」だけで済ませてやったのを有り難く思え。

「甘く見るな」の後で、台所に居た奥さんを和室に呼んで、二人で義父を虐めてやった方が義父の成仏の役に立ったかもしれない。そうしなかったせいで義父の魂は失意のまま彷徨っているかもしんねー

帰路、

「パパから同居してくれって言われて撃退しといた」

とわたしから奥さんに報告などしつつ、、、

「あの世代の、家族に対する横暴・執着・依存は一貫性が無くて異常だ．気味が悪い」

と指摘すると、奥さんは言いました。

「あいつらにとって子供は利権なのよ」

fucking!!

家に歴史あり。

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本日の作業予定：　養生＆塗装

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13:30

お昼ごはんはスーパーのり弁当。

廊下、台所、玄関に面するドア枠、巾木、廻縁の塗装は完了。

廻縁みたいな細かい場所は刷毛で塗るので刷毛ムラになるし、下地が茶色なので刷毛ムラが目立つので面倒くさいです。ぶ〜

午後の作業は、

・トイレのドア枠、巾木の塗装

・階段の巾木って呼ぶのかな、斜めの側板の塗装

今日で塗装は終わりにしたいよ。

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20:00　撤収

塗装終わらんかった。ぴえ〜ん

トイレ解体モードになっちゃったのが原因です。

まず、邪魔な介護手すりの撤去に着手したのですが、木ネジが折れて外せなくなってしまい、壁付けのままで丸ノコで切断などする羽目に....

その後で窓枠を塗装しようとしたら、雨対策で貼ってあったフィルムが劣化して剥がれない。破片のように木材表面にこびりついて、上から塗装出来ない。ワイヤブラシをインパクトドライバーに装着して削り落とす羽目に.....

↓さらに、ウォシュレットを撤去しようとしたら固定ナットがこの様に劣化していて外せない。元はゴムに覆われたナットを手締めする構造だったと思われますが、ゴムが劣化してしまっては締める事も緩める事もできません。スパナも拒絶するこの状況。ウォシュレット撤去は断念しました。

↓ウォシュレット撤去不能となると、交換出来ないのでこのまま使うのですが、問題は操作パネルの汚さです。上からニスでも塗ったかの如き汚れが付着してます。

アルコールで落ちなかったので、ラッカー薄め液という、アセトン級にイケてる溶剤で擦ったらピカピカ綺麗になりました。極上だ。

↓巾木塗装のため、床のクッションフロア(CF)を剥がしたら、下地から古い仕上げが出て来ました。古いCFかと思ったのですがCFではなく、どんな材料だったのか謎です。リノリウムかな？

以上、トイレ解体撤去祭りを終えて巾木とドア枠を塗装完了。そうこうしてたら17時。階段に養生までやって20時撤収。

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明日は階段を塗装したら、塗装を卒業しようと思ってたのですが、まだ塗装を続ける事にしました。

↓階段上から見下げたこのエリアの廻縁などを塗装します。軽く足場を作らにゃいかんです。

本日の出費：

電車賃

スーパーのり弁当大盛り　６００円

コーヒー　１１０円

ビール　３００円

マスキングテープ　４１５円

ペンキ３缶め　３７８０円

あでゅ〜