2024年4月4日木曜日

ESP WROOM-02(ESP8266) APに繋いだよ(3)

なぜか持ってたWROOM-02を動かしています.

前回はArduinoIDEから焼いてみました.

今回はWIFI APに接続するのと、WIFI APを踏み台にしてgoogle.comの応答を得ます.

WROOM-02は802.11 b/g/nに対応しています.(2.4GHz)
ここで使ったAPはAterm WG1200HS2です.WG1200HS2は802.11 b/g/a/n/ac対応なのでWROOMから接続できるはずです.

つまり、
 シリアルモニタ<----WROOM---->WG1200HS---->光回線---->google
という接続を試みるわけですね.

↓やってみたらこんな動きをしました.ArduinoIDEのシリアルモニタの表示.
connection wait to hiraAP
connection wait to hiraAP
connection wait to hiraAP
connection wait to hiraAP
connection wait to hiraAP
Connected to wifi AP    APに繋がるまでに6秒かかります
192.168.11.114   ローカルIP
server connected  google.comに繋がった


↓以下はarduinoIDEのソースです.
#include <ESP8266WiFi.h>   WROOM-02を使うための.h

↓ここのssid,pass,serverはただの文字列でアバウトなもんです.serverをIP Addressにする例をよく見かけますが、わたしの環境ではダメでした.dns使えと?
const char ssid[] = "hiraAP";
const char pass[] = "passwd";
const char server[] = "google.com";

WiFiClient client;
int status = WL_IDLE_STATUS;

void setup() {
  Serial.begin( 74880 );  WROOM-02起動時の半端なbaudrateに合わせた

  WiFi.mode(WIFI_STA);  なくてもよいかも
  WiFi.begin(ssid, pass);  AP接続
  while (WiFi.status() != WL_CONNECTED) { 接続待ち
    Serial.print("connection wait to ");
    Serial.println(ssid);
    delay(1000);  1秒待ち(わたしの環境では6loopかかる)
  }
  Serial.println("Connected to wifi AP");
  Serial.println(WiFi.localIP());     WROOMのIPアドレス
  if (client.connect(server, 80)) {  google.comへ接続
    Serial.println("server connected");  繋いだだけでおしまい
  }
}

void loop() {}


というわけで、WROOM-02の無線機能の動作を確認できました.最初はうまく動かなくて、AP接続待ちをwait loopにしたら繋がりました.認証に6秒もかかってるのはなんでだろ?

でもまだ何の役にも立ちません.ロガーぐらいやってくれよなWROOM君.

かしこ

5 件のコメント:

  1. >認証に6秒もかかってるのはなんでだろ?
    確かに、
    ・つながりやすい時と
    ・つながりにくい時
    が、ありますね。最大、10秒くらいは待ったほうが良いかも。
    ※これも、「近所の Wifi の影響」かも知れません。スマホとかでも、
    ・設定しても、なかなか繋がんないこと
    は、良くありますからねー。相性とかもある。感覚的には、
    ・新しい機器は、新しい機器同士、古い機器は、古い機器同士
    のほうが、すぐ繋がるような気がする。何故か、
    ・新しいルーターに、古い機器(クライアント)を繋げようとすると、失敗する確率が高い
    ような気がする。ESP系は「古いほう」に、属するかも。

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    1. 特に、Wifi Router の速度が、100Mbps を超えた辺り(Wifi 4 以後)から、繋がらない機器が増えてきたような気がする。
      規格で言うと、IEEE802.11n 以後ですね。この辺から、高速化するために、
      「アグリケーション機能(複数チャンネルを使って、高速化する)」を使うようになってきたので、ソレも関係してるかもしれません。
      ※時々、入り用があって「古い Wifi クライアント」を、引っ張り出してくると、何故か「繋がらない現象」が、多発して困ることが多い。
      だいたい、Windows XP の頃に使ってたモノが多いのですが、モノによっては、「新しいドライバすら無い」モノも多い(しょうがないので、秘蔵の XP NotePC で、動かしたてみたりする)
      「昔は、すぐ繋がってたんだけどな~」と、文句言いながら作業してる(笑)

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    2. ふむふむ
      APの事情があれこれあるのか

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  2. ネットっ探すとESPをwifi子機にする記事ばかりで、処理と無線LAN通信をする記事はみつからないですね
    ラズパイほどパワーはないから複雑なことできないかしら?
    アルディーノは、全然パワーないからESPのほうがパワフル

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    1. ラズパイには全然敵わないけれど、onechip CPUとしてはそれなりの計算力。32bitだけのことはありますかね。安いし。旨味あり。

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