2021年9月24日金曜日

シャワールーム、ついにFRPを塗る

シャワールームを作ろう!

本日、ついにFRPを塗りました.これは塗る前
本日の作業の要点
・塗る面積は2070x1720=3.6平米
・一回塗りを終えること、ただし途中で中断しても無問題
・入隅はファイバー2枚重ねにする
・床の合板の継ぎ目はファイバー2枚重ねにする
・床は今日の段階ではファイバー1枚
・塗料は8kgあるので余るはず (余ったら後日2度塗りする)
・ノンパラFRPなので重ね塗りOK
・硬化剤投入量は0.5%とし、作業時間不足で死ぬのを避ける(気温28~30度)

↓用意したグラスファイバーは幅1m長さ10mです.どう考えても余ります.面積が広いと作業しづらいので最初に600mmぐらいに切っておきました.カッターで切れます.ハサミでも切れます.
本日作業して判ったのは、600x1000mmの面積にFRP樹脂を1kg使うぐらいが防水用途としては丁度いい感じです.(1.6kg/平米ということ)
↓グラスファイバーはこのような様態です.ガラスというよりもナイロン繊維みたい.空中に舞い上がる事はなく、防塵マスクをせずに作業しました.
↓断熱材のグラスウールは細かい埃のようになったガラス繊維が空中を舞うので最悪の建材で大嫌いなのですが、FRP作業で使うグラスファイバーは良好です.
とは言っても、作業服にグラスファイバーが付着すると始末が悪いので、最初はパンツ1枚で作業開始しました.しばらくして素っ裸になりました.作業終了してそのままシャワーを浴びました.

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↓時刻は13:50、初のFRP塗り開始です.ローラーでFRP樹脂を塗ります.
↓入隅には追加のファイバー
↓初めてFRPを塗り終えた場所.時刻は14:30.ここまでに40分もかかってしまいました.ペースアップが望まれます.硬化剤投入量が0.5%と少ないので、40分後でも硬化してません.
↓ここまでの作業でスゲー後悔したのは、素手で作業しちゃったことでした.FRP塗りにゴム手袋は必須です.以後はゴム手を使います.ゴム手をどんどん消費します.
↓ローラーはアセトンに浸漬して固化を防ぎます.
↓初めて塗った場所に問題発生!  気泡が入って浮いてる! こりゃいかん.
リカバリのため、樹脂を追加して脱泡ローラーでゴシゴシやって事無きを得ました.
原因は樹脂が少なかったからでした.たぶん固化しかかりの時点で少し樹脂が縮むんじゃないかと思います.その時に樹脂が少ないと浮き上がるのだろう.
この反省により、次からは樹脂の投入量を増やしました.
ローラーでペンキを塗るような加減では不足です.
樹脂の入ったバケツを床にぶちまけるような気持ちでビチョビチョにする.これがFRP成功の秘訣です.

↓浮きリカバリのせいもあり、さらに1時間かかって15:30、まだ半分にも達していません.ペースが遅いです.

↓17:00、塗りが進んで廊下へ追い出されます.白い布のような物は言うまでもなくグラスファイバーです.この上から樹脂をどばどば浸潤させます.這いつくばって作業してて腰が痛い.心技体の限界が近づいています.しかしここで挫けるわけにはいかない、もうひと踏ん張りだ!

↓18:00、4時間かかって本日の作業完了.4時間も有機溶剤の蒸気を吸い続けました.もはやシンナー中毒.今のわたしの呼気からは0.45ppmのキシレンと、0.18ppmのアセトンが検出されるはずです.
FRPは透明なので針葉樹合板の木目がよく見えます.

3.6平米を塗るのに要したFRP樹脂は、実績で4.5kgでした.つまり1.25kg/平米.
防水用途では1.5~2kg/平米だそうですので、もっとびちょびちょにしても良かった.前半でケチり気味だったのが消費量が少ない原因と思います.
後日、床に2度目の塗りをするのでそれで帳尻合わせとします.

硬化剤が0.5%と少ないので、触るのは明日の朝まで待とうと思います.

這いつくばっていたので疲れました.

かしこ

2 件のコメント:

  1. 気がつけば¥110/$超えてる!。
    今月は、もう中華玩具買わんとこ...。

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    1. おおー、久しぶりの110台.
      FRBは超金融緩和をおしまいにする方向らしいのでそれでドル高円安ってことですかね?
      日銀は現状維持だそうで.

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