並木橋は生姜醤油ラーメンの夢をみるか？

呪力の通り道、槍ヶ埼交差点から一瞬だけ旧山手通りへ入り、すぐに代官山駅方面へ右折する．そのまま直進し明治通りへぶつかったところが並木橋となる．

そこから200mほど北へ向かった歩道橋の上から見た渋谷の風景はこんなだ．デカイビルがにょきにょきしやがって、なんだかワケワカメ．中央のは建て替えたプラザかね？

その歩道橋のたもとに一軒のラーメン屋がある....

かつて、1980年代の国電秋葉原駅出口にラーメン「いすず」があった．このラーメンこそがヒラサカのソウルフードなのである．後年、生姜醤油ラーメンというカテゴリなのだと知った．発祥の地長岡の青島食堂まで食べに行ったくらいだ． →こちら

そのいすずの系譜、、、ではなかろうが、近年の東京にも僅かづつではあるが生姜醤油ラーメンが根を張りつつあるようで、ちらほらと耳にするようになったのは喜ばしい限り．

並木橋と渋谷の間のラーメン屋「しょうがの湯」もそのうちの一つ．バイクでびーっと走って11時開店前に並んだ熱心なわたしは当店のご利用は初となる．

普段はラーメンに￥1000を超える投資なぞ絶対にしないわたしであるが、今回はわざわざ生姜醤油ラーメンを食べに来たのだから、ワンタンメン￥1180の食券を購入．

まずはスープを味わう．しっかりと生姜の利いたスープに舌鼓．なのだが、何かが違う．いずずや青島食堂とは異なる．生姜風味が強すぎるのだった．

いすずのスープは、頓着せずに食べたらフツーの醤油ラーメンに感じられるくらい生姜は薄く隠し味程度だった．

しかし「しょうがの湯」のスープは、ガチの生姜醤油すぎて、これほどまで生姜を前面に押し出す必要はないと思われた．

残念ながら、しょうがの湯はわたしの心の琴線に触れはしなかった．

付近の金王八幡宮にお参りしました．平安時代の此処に渋谷氏の渋谷城が在ったそうです．渋谷ってのは豪族の名だったんですね．海老名もそうだな．

かしこ