今日は建築現場で見聞きした事について針小棒大を旨とする筆致で書き散らす予定です.
午前にMセンセイに血を抜かれた後で、お天気だし今日は気分が良いので一つ散歩でもと中目黒〜祐天寺界隈を徘徊します.「今日は気分が良い」と書くと余命何か月みたいですけどそんな事情は無いんですね.
中目黒駅前、旧みずほ銀行データセンタービルの解体は現状こんなになってます.右のビルだけが更地になって、巨大なくい打ちマシーンみたいなのが突っ立ってる.何が建つのかは知らないけどタワマンだったら人気物件になれそうです.
測量とは似て非なるものですが、数日前に出張した直方市で建物の水平測定をやりました.器具の操作はさほど難しくないです.資格は知らねー
↓このような望遠レンズを三脚の上に載せて遠くの定規を読みます.
↓定規はこんな風に見えます.定規を立てた場所の高低が判るので、多点測定によって建物の傾きを把握できます.
測定原理的に、望遠レンズが水平を見れているのが最重要なわけです.10m先の定規を±2mmぐらいの精度で読みたいとすると、水平精度0.01°で望遠レンズを三脚に取り付ける必要があります.でもそんな精度は人間には無理なので望遠レンズには自動調節機能がついています.手動でラフ調すれば、重力振り子がメカニカルに自動調節してくれる優れもの.結果として、照準を覗きつつ水平ネジをクリクリ回しても定規の像は変わりません.便利なもんです.なのですが、数年前に使った望遠レンズはめちゃ怪しかった.
まず、接眼レンズのピント調節機能が故障していて、ファインダーの十字線が見えない.視野に黒いゴミが付着してるのでそれで読むことにしました.きつい....
2つ目は、自動調節機能が死んでるっぽかった.ぎょぎょマジかよこいつと思いつつ作業したけど、マトモな数値を採れたとは思い難く.
その望遠レンズは落下させて故障してたのでしょう.おぞましい....
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東横線沿いの路地で木造民家が解体工事中でした.それを見て製紙メーカーの系列会社へ入ったときを思い出しました.
ホンモノの製紙工場は、杉のチップを原料としてパルプを作って漉いてロールに巻いて出来上がり.まさに巨大プラントです.
製紙工場はそうゆう巨大な物件ばかりではなく、リサイクル工場もあります.回収した段ボールや上質紙や新聞を原料にトイレットペーパーを作ったりとかです.規模は比較的小さい.
そんなリサイクル工場にも何か所か入ったことがあるのですが、敷地内になぜか民家を解体したと思しき柱や根太材などが野積みされています.なんだこれは?と思ったのですが、ベルトコンベアで柱が向かった先には粉砕してチップにする設備がありました.解体ゴミも紙の原料になるんですね.なんでもアリじゃんと思った次第です.
民家の解体というと、解体業者のオジサンがこんな事を言ってました.
「解体すると金目の物が出てきたりして山分けだね」 ←わかる
「解体せずに、火をつけて燃やしちゃったりもしたさ」 ←合理的w
なんでもアリだわー
かしこ
能方市 → 直方市 ですよね?
返信削除※この記事に気づかずに、昨日の記事にコメント書いちゃいました。
(例の、ロシアのやつ)
直方です.訂正しました.
削除のうがた →直方
のうかた →能方
IMEしっかりしてよ.ってそれは濡れ衣?
直方の皆様にお詫びします.明日も行くんです.
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