2023年1月25日水曜日

【分解】誰もが知っている電解コンデンサを今改めて分解してみる意義とは(そんなのは無い)

はいっ、今回も分解のお時間がやってまいりましたー

今回のお題は電解コンでございます.
↓まずは外皮のシュリンクフィルムを切断除去.想像通りですね.
↓つぎはアルミ筐体をニッパで切断.あっという間にこの形状.封止のゴムが思ってたよりも分厚いです.
↓巻き構造が判ります.電解液で水っぽいけど、滴るほどではありません.また、巻き締めようとする努力の痕跡は感じられません.アルミの化学的界面処理で容量形成しているので巻き締める必要は無いのでしょう.
↓これで全バラ状態です.アルミの帯が2条ありまして、長さは約50cm、各々が正負の電極に対応しています.茶色っぽいのはセパレータで、材質は紙のようです.
アルミが灰色をしているのは化学処理で表面を荒らしたせいなのでしょう.+と-の極性に応じてアルミの表面色が違うような印象はありませんでした.
というわけで、わりとアバウトな構造でした.
塩水とアルミ箔で自作するよな変態はいないよね?

かしこ

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