今日は窓辺から、シン・ゴジラのヤシオリ作戦状態を堪能できました.血液凝固剤ではなくてコンクリでしたが.
↓赤いのがコンクリポンプ車です.右手にミキサー車が停車してコンクリを流し込んでいます.ポンプ車の後部にコンクリをだだーっと注ぐだけというアバウトな造りに匠の技を見出します.またポンプ車が粋な造りになっていて、無線端末でアームを操作できるんです.
13:30~16:00までの2.5時間=150分間でミキサー車が10台来ました.バックで入ってきて注ぎ口をぐるっと回して注ぐだけですから準備時間は5分もかからない.ゆえに15分間隔での「お替り」が可能な仕組みでした.
ミキサー車は8トン車で、4.5立米のコンクリを積んでいるらしいです.10台で45立方mを450平方mに流したのですから、平均して10cmぐらいコンクリを流し込んだ計算です.見た目でもだいたいそんなもんでした.
この工事現場で判ったことがあります.
4年前に自分家の庭で井戸掘りをやってました.ですが礫層(小石混じり層)に当たってしまって4.7mぐらい掘ったところで挫折したんです.その先どれだけ掘り進んだら湧水が出たのかは不明で悶々としていました. 中目黒で井戸を掘れるか? (20)泥水編2B
なので今観察している工事現場で地下水が出るかどうかを注視していましたら、地下水が出たんですよ.汚水槽を設置するために7mぐらいまで深堀りした地点をポンプで排水してましたからね.
この地点は海抜9mなので、7mよりももっと浅い深度で地下水が湧くのではと想像してたのだけれど、意外に深い.7m掘るのはキツイです.
翌朝:今日はお休みかと思っていたのですがコンクリはすぐに固まったようで作業してます.周囲に足場を組むみたいよ.
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近所に古くから住んでいる人に今日聞いたのですが、わたしの家を含むこの界隈の元の持ち主は、明治の外交官高平小五郎男爵だったらしい.wikiの略歴に「東京・目黒の私邸にて死去」とあり、それが此処だったのだろうなぁ.それから100年で何代かの相続の末、家屋敷は切り売りされ完全に他人の所有物になったということで、お金持ちを何世代も維持するのは大変なのね.ロシアのオリガルヒが羨ましいです.
かしこ
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