2022年4月13日水曜日

SFマガジン、炎上とか百合とかしてたんだ?

わたしにとってほぼサポート対象外といえるSF小説業界ですが、SFの出版社といえば早川であるぐらいは ♪そんなの常識~♪ なんだよね.

早川の「SFマガジン」はたまに手に取ることはあれど一度も買った経験はないんです、申し訳ないことに.

そのSFマガジンの編集長interviewというのがgoogleのお勧め記事に出てきたので読んでみた.
91年生まれとは30歳そこそこなので若い編集長ですね.

文中に「2019年2月号で担当した百合特集の成功で、溝口力丸という編集者への注目度が高まった」というのがあって、もしかしてアレのことか?と思ったのがわたしの投稿.
でもこの特集は2021年だったので、SFマガジンの百合特集第二弾だったようです.老舗でお堅いイメージの早川が百合やアニメ原作やメディアミックスやるのかぁとちょっと驚いて書きました.その驚き企画の中心人物が91年生まれの編集長だったようで合点がいきました.

百合特集は成功したらしいですが、「絶版本特集」は次号予告の段階で炎上し中止に追い込まれたそうです.炎上理由は「絶版本を読んでない人が噂で想像して書評する」企画が不真面目だというのが中心だったらしい.「絶版本が多い早川がするな」という批判もあったのだとか.
これだよこれ、お堅いイメージは早川だけじゃなくて、SFマガジンを読むような読者もお堅い奴が多いみたいですね.「そんな特集号はつまらんから買わない」だけじゃ済まさなくて「抗議して中止に追い込む」とか何をそんなにイキってるのかねぇ、くだらない.

もっとも、早川に限らずSF小説に絶版が多いのはその通りと思うので、電子書籍で復刻してほしい作品はわたしにもいろいろとあります.
ちなみにエロ小説は電子書籍化が進んでいて、古い作家の作品もちゃんと読めるようになっているので有難いです.古いエロ漫画も電子書籍化して再び流通させてくれると嬉しいんだが.

お堅いSF小説業界をよそに、、、プロアマ混交、同人、小説、漫画、アニメ、ゲーム、グッズ、主題歌、配信、DISK、劇場版、声優、ライブ という世界から羨望の的のマーケティング(生態系)がすぐ隣に在ります.SF小説業界もそっちに入っていくのがベターなんじゃないですか? 不真面目だとかイキっているボケ老人は切り捨てりゃいいんです.
そもそもSF小説業界に「不真面目許すまじ」がまかり通る時点で文化的にもマーケティング的にも縮小均衡で滅びは確定でしょう.なぜなら、不真面目許すまじが通用するということは、正統と不真面目の間の境界が定まっているか、定める事が可能であるとの前提なわけですが、それが間違いなんです.正統も邪道もごちゃまぜになって腐敗した状態をkeepすることに業界の持続的発展の礎があります.
ヲタク市場では、フェチシズム毎に細分化されたジャンルが存在し、異なるフェティシズム同士の交流(バトル)はありません.バトルがないのですから不真面目か正統かなどという議論自体が存在しない中で市場のパイを拡大させている.毎クール50本かそこら放送されているアニメだって半分はわたしの興味の対象外ですから観ませんけど、「好きで見る奴もいるんだろう」とスルーするだけです.

ひら的にはSFマガジンのことをSFの中心地として一目置いているけれど、実態は老人市場という小さくて厄介なセクトで低空飛行を余儀なくされているように見えます.それが炎上の本質だったのではないか?

老人マーケティングを捨てれない環境下で足掻いてください  >  若い編集長さん

かしこ

18 件のコメント:

  1. >実態は老人市場
    あはは。これ書こうと思ったら、すでに気づかれてましたか。私は、
    「お堅い奴が多い」のではなくて
    「ヒマな老人」が、多いんじゃないかと踏んでいます。
    ・ぶっちゃけ「暇つぶしに騒ぐこと」ができれば「なんでも良かった」んじゃないかと思います。
    (そういう意味では「成功」してるとも言えるんだけどな・・・難しいところですが。)

    未だに「SFマガジン」とか読んでる世代って、ちょうど、
    「カネもヒマもある、恵まれた老人の最後の世代」
    のような気がしてるのですが、まぁ岡田斗司夫より、ちょっと上の世代なんだろうな。
    (岡田斗司夫あたりから、「SF大会」とか言って「お祭り騒ぎ」「メディアミックス」的なことが進んだのだと思いますが、「それに乗れなかった世代」の、
    「積年の恨み」がこうやって表面化してるんだと思います。)
    なんつーか、そういう人種って、上級国民じゃないけど、自分たちを、
    「一般人とは違って『SFを理解できる』特殊能力をもってる」優越感みたいなのを持ってる気がします。
    (一般人とは違うのだよ!って感じ。ホントは何も違わないけど。)

    彼らには「カネもヒマもある」から、「おだてればいいお客になる」と思うんだけどな。
    (というか、「そういう目論見」があるんでしょうね。私が気付くくらいだから。)

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    1. どうでもいいことですが、延長戦が始まってしまいました・・・
      詳しくはブログにて。

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    2. >一般人とは違うのだよ

      いやはや文芸畑の連中ってのは映画でも小説でもうざいのが多いです.低俗インフレを止めれば文芸のパイが増えると思ってるとしか思えない.実際は低俗インフレすら起きない市場では文芸に回すパイすら枯渇するものなんですがねぇ.

      ゼネプロみたくメディアミックスに乗れた人々はこちら側に来て自由勝手にやってますよね.
      ただ思うに、比較的若い世代でもなぜか置き去りで、拗ねてやさぐれてる人っているところには居るんですよこれが.なんでだろぅ?

      そうゆう人は薄給で赤旗を配達してる赤いジジババの姿とかぶります.えいめん

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    3. あー延長戦になってしまいましたか.
      延長を想定してない装備で延長戦になると困るんですなぁ.
      ただでさえ心技体が蝕まれてゆくのに、そのペースが加速されます.

      わたしはもうTAXIでカラオケスナックですね.

      ちなみに、中国出張だと日式キャバクラしか娯楽がないのですが、キャバクラ行っても楽しくないのでホテルでぐったりしてるしかありません.えいめん

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    4. >薄給で赤旗を配達してる赤いジジババ
      そうそう。「学生運動をマジメにやってた世代のなれの果て」って感じですね。
      ・個人的には、悪い人たちじゃないんだけど、なんというか、この世代ってちょっと
      「ネチネチ」「ウジウジ」した感じがして、その下の世代(ゼネプロ世代)の、
      「あっけらかんとした明るさ」みたいなのが無いんだよな・・・
      酔っぱらうと「説教」がはじまるし(笑)

      やっぱり、どこかで「自分は世間に乗り遅れた」と、根にもってるんだろうな。
      つうか、悩まずに何でも「やってみれば」よかったのに。年令?そんなの関係ないですよ!
      と、私は思いますが。

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    5. >カラオケスナック
      いや、そんなのもないんですよ。あるのは、
      「地元民しか行かない、ローカルな飲み屋」
      (ホテルの人に聞いても「食事のみのところは、ないですねぇ・・・」と言われた。
      私は、あまり飲めるほうではないので、そういうところは苦手です。)

      >ホテルでぐったりしてるしかありません
      結局そうなるんです。
      ・まぁイマドキは、どこのホテルも「高速インターネット完備」なので、
      こうやって、「ブログ」を書いたりできるので、まだいいですが・・・

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    6. >中国出張
      中国に出張すると、日式キャバクラもそうですが、
      「KTV」に、よく誘われますね。
      (「KTV」って要するに、日本でいう「カラオケボックス」みたいなところです。
      最初、「KTVなにそれ?」って感じでしたが。)

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    7. >「自分は世間に乗り遅れた」と、根にもってる

      本当はメジャーになりたいんですね.ウチの毒父がそうゆうやさぐれでした.不健全な肉体に不健全な精神が宿る.

      KTVって知りませんでした.KTV→キャバクラ→日式居酒屋のLOOPでなんとかなるかも... まぁもうシンセン地区には行かないと思いますが.

      しかし出張先にスナックもないですかそうですか.干からび~

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    8. >しかし出張先にスナックもない
      「地元民向け?」みたいなのはあるみたいですが、「要予約」(笑)って書いてあるし、よくわかりません・・・
      「接待用の『町営』スナック」かも?(まぁ、私は飲まないヒトなのでどうでもいいですが。)

      ※この町は、やたら「町営なんとか」がたくさんあります。
      (町営コンビニというのがあって、「品ぞろえが悪い」上に、「営業時間 10:00-19:00 って「舐めてんのか!?」って感じ。)
      この辺は面白い話がたくさんあるので、後で書くかも。

      ※ニュース更新しました!

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    9. >町営コンビニ
      これは、いつも「弁当を買ってる」コンビニとは別物です。弁当のほうのコンビニは、
      「ふつーのFまーと」です。(数年前にできたらしい。ほかにもこの町内には数件別のコンビニがある。まぁ「町営」なんかより、全然競争力があるよな。いつ行っても、必ず客が誰かいるし。)
      「町営コンビニ」は、ホテル前にあるんだけど、私が行ける時間はいつも閉まってる(笑)

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    10. 昨夜動画でKTVでお姉さんといちゃついてるのがあり、やっぱ中華様はなんでもありだわと思っちゃいました.

      もしかして出張先は黒部ダム方面なのではと思っちゃいました.

      交通機関が不便というと、東北新幹線のくりこま高原駅で下車して、TAXIで¥5000ぐらいかかる場所の工場には参りました.しかもそのTAXIはカードが使えず、現金持ってなかったのでコンビニに停めてもらってATMで降ろす手間までかかってしまいました.もはやレンタカーが必要と思ってしまいました.

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    11. >もしかして出張先は黒部ダム方面なのでは
      いや違います。黒部ダムは「富山県」というイメージがありますが、富山市内からは「アホみたく」遠いです。(行けないことはないですが、ふつうはこっちからは行きません。私も知らなかったのですが、長野県からのほうが近いです。)

      まぁ、あまり追求しないでください(笑)

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    12. あらま長野から.すごい山を越えるイメージでした.

      ま、余計な詮索はせじということでw

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  2. >比較的若い世代でもなぜか置き去りで、拗ねてやさぐれてる人
    きっとそれは、
    「団塊ジュニア」
    じゃないですか? ↑で言ってる、
    「それに乗れなかった世代」って、なんか、
    「団塊の世代」に重なるような気がしてるんですが。
    ※実はこういう「貧乏くじ」を引いてるのは「団塊の世代」だけのような気がしてて、
    「それより上の世代」(私の両親とかもそう。年金を「たんまり」貰えた逃げ切り世代)や、下の世代(岡田斗司夫とかの世代ですね)は、そんなに悪くない感じがします。
    ※子は親の鏡だから、一般的には「ひねくれ親」からは、それなりの子供しか生まれません。もちろん、例外はありますが。

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    1. あ、ぼくちん例外くんWW

      団塊ジュニアって何年生まれなのかと調べたら、
      「昭和46年4月2日から昭和50年4月1日に生まれた世代を指す」
      のだそうです.意外と短くてかっちり決まっている.
      いま45~50歳ぐらい.

      あわかった、生徒がめちゃ多くて、10クラスぐらいあったころだ.
      人数が多いのでやたら競争が激しかったのと、不景気がダブルで来た世代ってやつ.
      昔、家庭教師やったのがその世代のぼっちゃんでした.

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    2. >団塊ジュニア・・・いま45~50歳ぐらい
      そうなるともう、
      ・団塊ジュニアのジュニア
      かも知れませんね、
      「比較的若い世代でもなぜか置き去りで、拗ねてやさぐれてる人」
      というのは。

      >意外と短くてかっちり決まっている
      「氷河期」って言われてる世代が入ってますね。
      https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00535/
      団塊、バブル、氷河期、ゆとり : それぞれの世代の特徴は?
      ・やはり、この世代は「呪われてる」のかも知れません。

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    3. >いま45~50歳ぐらい
      これで思い出したのですが、日本人の年齢の
      「中央値」(平均値ではありません)
      が、そろそろ
      「50歳」
      なんですよね・・・どういう事かというと、簡単に言えば、
      「日本人の半分以上は、50歳以上である」
      ということです。(そりゃぁ最近「若い人」をあまり見かけなくなるよな・・・)
      (お前が言うなって? 失礼しました。)

      ※これだけ見ても「日本の衰退は、約束されている」ことがわかりますね。

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    4. 空地で草野球やってる子供とか見なくなりました.

      50歳超えたら終わってる気がします.まだ死なないけどアクティビティは衰えていますから.

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